アタマジラミは登園・登校は可能?周りへの報告はどうすればいい?

皮膚トラブル

 

アタマジラミに感染してしまったとき、学校や保育園は休ませるほうがいいのか、報告する義務はあるのかなど、色々と迷いますよね?

結論から言いますと、このようになっています。

目次

学校は休まなくてもいい

保育園・幼稚園・学校をお休みする必要はありません。

登園、登校、一緒に遊ぶこと、プール、運動会、遠足などの行事参加についても特に制限はありません。
アタマジラミに関しては、医師による診断も必要ありません。いつもとかわらず、普段通りに保育園・幼稚園・学校で過ごすことができるので安心してください。

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保育園・幼稚園・学校に報告しましょう

お母さんも子ども自身も少し抵抗があるかもしれませんが、感染が広がることを防ぐためにも、保育園・幼稚園・学校には報告しておくほうがいいでしょう。
※どうしても学校に報告しにくいときは、保健所に相談してみてください。教育委員会経由で学校へ報告するという対処をしてもらえることもあるようです。

 

アタマジラミの他、学校で感染の広がるおそれのある病気(学校感染症)は、第一種、第二種、第三種の3種類に分けられています。主な病気の分類は以下のようになります。

 

第一種・・・コレラ、赤痢、腸チフス

 

第二種・・・インフルエンザ、百日咳、麻疹(はしか)、流行性耳下腺炎(おたふくかぜ)、風疹、水痘(みずぼうそう)、咽頭結膜熱(プール熱)、結核

 

第三種・・・腸管出血性大腸菌感染症、流行性角結膜炎、急性出血性結膜炎、溶連菌感染症、ウイルス肝炎、手足口病、ヘルパンギーナ、伝染性紅斑(りんご病)、マイコプラズマ感染症、流行性嘔吐下痢症

 

通常登園・登校停止の必要はないと考えられる伝染病

アタマジラミ、水いぼ、とびひ
第一種の病気に関しては、その病気が治癒するまでの間は出席停止が義務づけられています。
第二種の病気に関しては、その病気によって出席停止の期間が決められています。
第三種の病気に関しては、医師により伝染のおそれがないと認められるまでは出席停止のもの、医師による診断は必要ないものがあります。

※アタマジラミは第三種、医師による診断は必要ないものにあたります。

まとめ

専用シャンプーを買いに行ったり、子どもの頭をくしでとかしてアタマジラミを探したり、家の中のそうじや洗濯にいつも以上に気を使ったり、他の家族にうつってないのか心配したり…。

 

ただでさえ忙しい毎日を過ごしているのに、お母さんにとってはいつも以上にやることが増えて、とてもたいへんだと思います。
小さい子どもの世話や、シーツなど大きなものをお湯で消毒する(約60℃でアタマジラミは駆除できます)など、せっかく色々な手を打っても、手落ちがあっては無駄になってしまいます。
そのようなことがないように、たいへんなことは役割分担を決めるなどして、家族に協力してもらいましょう。

専用シャンプーを使えば、2週間で完全に駆除できます。根気強く駆除に取り組みましょう。
子ども自身の心にとってもデリケートな問題です。
学校での様子で変わったことはないかどうか気を配り、もし何か気にかかることがあるようなら、担任の先生に相談してみましょう。

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