熱中症の初期症状はどんな事から始まる?すぐに回復させるには

夏の体の悩み

 

「熱中症」の発症率が急増するのは7月です!

 

・7月は「熱中症予防強化月間」です。

・「熱中症」は予防が大事です!

・「高温注意情報」見ていますか?

・「暑さ指数」の情報しっかりチェックしていますか?

・「熱中症」は予測不可能で発症します!

・「私は絶対大丈夫」って過信していませんか?

 

小さな子供や高齢者・病気の方は特に配慮しなくてはなりません!

また熱中症は人間ばかりではありません。

ペットも「熱中症」になります!

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目次

1.「熱中症の初期症状」

「熱中症」は気温が高い環境の中にいると【体温調節】の機能がうまく働かず、体内に熱がこもってしまうことで起こす、予測不可能な病気です。

 

同じ場所にいて、同じユニホームを着て、同じ物を食べ同じ物を飲んでいても、「熱中症」になってしまう人とそれでもならない人がいます。

何故か?それは一人一人生活している環境が違うからです。

 

(1)「熱中症」はどのようにして起きるのか?

 

①気温が高く湿度も高いとき

②無風状態で日差しが強いとき

③エアコンのない部屋または締め切った屋内にいるとき

④午前と午後の気温差が著しく変化し急に熱くなった日

※以上は職場や家庭などの環境面での要因として考えられる事項です。

 

⑤高齢者や乳幼児・・・肥満傾向の方

⑥糖尿病や精神疾患などの持病を持っている方

⑦低栄養状態の方・・・無理なダイエットをしている方

⑧下痢や体調不良での脱水状態の方

⑨二日酔いや寝不足の方

※以上は普段の健康面から影響を及ぼす傾向にある事項です!

 

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「熱中症」を疑う症状をチェックしてみましょう

①めまいがしますか?

②頭痛はしていますか?

③吐き気や嘔吐を感じますか?

④失神しそうですか?

⑤筋肉痛はしますか?

⑥大量の汗が出ますか?

⑦筋肉の硬直が感じられますか?

⑧倦怠感や虚脱感を感じますか?

⑨不快感や手足の痙攣(けいれん)を訴えていますか?

⑩意識が薄れていませんか?

 

この時点でめまい、頭痛、吐き気、大量の汗がチェックの中に入っていたら、即行動して病院へ行きましょう!

目がうつろになって倒れ込みそうなら、即救急車を呼んでくださいね!

 

ちょっと待って下さい!

病院へ向かう前に落ち着いて状況をもう一度対処しましょう。

 

まず、氷やアイスノンなど冷たい固形で両脇・首回り・足の付け根を冷やします。

熱中症は、まず初期のどれくらい冷やせたかで、その後が変わってきます。

 

スポーツドリンク(塩分が入っているもの)などでしっかり水分を摂らせます。

途中で嘔吐なども予想されるのでタオル・ビニール袋・なども持って行くと万全です。

 

※医師に「熱中症」発症時の状態を説明できるようにしておきましょう。

 

家庭や職場での緊急時の為に

①熱中症は、ほとんどが何かしらの行動をしていたときに発症しています。

 

炎天下の中でのスポーツは「熱中症」発症のNO・1です。

激しい運動、慣れない運動、長時間の屋外作業、水分補給出来ない状況が考えられます。

 

②職場でも家庭でも7月が来る前に

6月の梅雨時から仲間ともしもの時に備えて「熱中症」にならないように互いの健康状態に気遣って言葉掛けをすることも大切です。

 

③自分の身体の健康状態は本人しか分かりませんが

「顔色」が悪かったり「元気」がなかったり「異常な汗」をかいたりしていることには気づきます。

 

「熱中症」をすぐに回復させるには?

意識がしっかり確認出来て問いかけに答えられる場合は、

①涼しい場所に移動させ衣服をゆるめ楽にする。

身体を冷やす。熱を放出させ体温調節をしていく。氷やタオルで首・脇の下・足の付け根を一気に冷やす。

 

②水分を補給する。

健康飲料水(塩分入り)スポーツドリンクを少しずつ飲ませる。そしてそのまま安静にしてやすませます。

嘔吐の場合も予想して、手の届くところにビニール袋に入れた新聞紙を用意しておく。

 

③落ち着いたら様子を見て医師の診断を仰ぐ。

※自己判断ほど恐ろしいことはありません。

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「熱中症」の予防に毎日の生活でできること

①普段から規則正しい生活に心がけましょう!

睡眠不足は身体のバランスを壊し「睡眠障害」を招きます。

 

②季節に合わせた衣服を着用しましょう!

冷房対策もかねて温暖の差を身体が感じないようにまめに衣服を調節しましょう!

 

③外出するときは帽子・日傘・などを常備し直接太陽に当たらない工夫をしましょう!

木陰で定期的に休息したり、水分もしっかり補給することがとても大切です。

 

④具合の悪い人を見つけたら、声をかけて危険な状態なら周りの人と一緒に助けましょう。

 

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