オロナインはどこの家庭にもひとつはあるというかなりメジャーな皮膚の薬です。
切り傷などとりあえずオロナインを塗っとこうそんな人も多いと思います。私も小さい頃から、何かあるとオロナインでした。
ではとびひには効くのか?使ってひどくなったりしないか?
もしも市販薬を使うなら、オロナインの他にどんなものがいいのか、書いていきたいと思います。
目次
とびひにオロナインは効かない
残念ながらオロナインの効果効能は以下のとおりです。
にきび、吹出物、はたけ、やけど(かるいもの)、ひび、しもやけ、あかぎれ、きず、水虫(じゅくじゅくしていないもの)、たむし、いんきん、しらくも
とびひの文字はありません。
オロナインにはクロルヘキシジングルコン酸塩という殺菌や消毒に使われる成分が入っていますが、とびひの原因になる細菌には用いられません。
もしも皮膚に出来ているものが本当にとびひなら、オロナインではなく別の薬を使ったほうが良いです。
とびひに効く市販薬はある?
とびひかも・・・と思ってもなかなか病院へいけないこともありますよね。
皮膚科って場所によってはびっくりするくらい混んでいることもあります。
オロナインでは治せないのですが、ほかにとびひに効く市販薬がありますので、ぜひ手に入れて、治療してみてください。
とびひになったら使いたい市販薬
ヨノールA軟膏 10g
とびひを始め、化膿性の皮膚疾患に効果のある軟膏です。殺菌作用のスルファジアジン、炎症やかゆみを鎮めるグリチルレチン酸の働きで、とびひを沈めていきます。
ドルマイシン軟膏
非ステロイド製剤で抗生物質がが入っており、とびひの原因となる細菌に効果を発揮します。
クロマイ-P軟膏
クロラムフェニコールとフラジオマイシンという二つの抗生物質と、炎症をとる効果のある成分も一緒に配合されています。
とびひにはメジャーな市販薬です。なかなか治らずジュクジュクしてきたとびひには、こちらの薬が良いでしょう。
フルコートf
ステロイド配合製剤です。とびひが悪化してジュクジュクと化膿したときは、選ばれることが多いお薬です。
市販薬を使って治療すると気の注意点
病院へ行かず市販薬でもとびひは治せますが、注意すべき点がいくつかあるので、ご紹介します。
①とびひの患部は怖がらすにシャワーをあててなで洗いをしながら、細菌をしっかり落とす。
またほかの部位へも細菌がついて保菌状態になっていることも考えられるため、体中しっかりと洗って流す。
②市販薬を使ってとびひが悪化した場合や市販薬の取り扱いのところに書いてある副作用の症状が出たら、使用を中止して皮膚科医の診察を受ける
③タオルや寝具などはこまめに取り替えて、清潔に。共有もしないように気をつける
④数日から1週間市販薬を使っても効果が感じられない場合は、抗生物質が効かないタイプの細菌の可能性もあるため、必ず皮膚科の診察を受ける。
その場合はどの薬をどれくらいの期間使ったかなどメモしていってください。
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