便秘薬で有名な「コーラック」。使ったことがある、という方は多いと思います。
おなかに働きかけてくれる力は強力で、効果も抜群。
けれど副作用に悩まされている・・・なんていうことありませんか?
- お通じはしっかり来てくれたけど、ふらふらする。
- 気持ち悪くなって、立てなくなってしまった。
- なんだか脂汗が出て、めまいがする。
こんな症状が起きても、副作用かどうかってわからないですよね。
単に血圧が下がっただけのような気もするし、たかが便秘薬で血圧低下なんて起きないだろうし・・・と考えてしまいます。
果たして、コーラックの副作用で血圧低下が起きることはあるのでしょうか?
この記事では、コーラック服用後のめまい、ふらつき、吐き気について書いていきます。
目次
コーラックを飲んで血圧低下することってあるの?
コーラックを飲んでフラフラめまいがするのは、血圧が低下したから?
ただの便秘薬でそんなことが起こるはずない、なんて考えていませんか?
実は、他ならぬ私がそうでした^^;
「早くお通じが来て欲しいから」と、初めてなのに多めに飲んでしまって・・・
結果、お通じは来たものの貧血のような状態になって、とてもつらい目に遭いました。
調べてみたところ、これはただの体調不良ではなく、コーラックを飲んだことにより引き起こされていたことがわかりました。
体の中で何が起きていたかというと・・・
- まず、便秘の状態というのは、固くなった便のせいで血のめぐりが悪くなっている状態です
- コーラックは腸に働きかけ、鈍っていた動きを活発化させます
- すると内臓が急に動き出し、便も出るので、滞っていた血流が急激に良くなります
- そうして血の流れがおなかに集中すると・・・
- 本来頭へ行くはずだった血までそっちに向かってしまい、「脳貧血」という状態になってしまうのです
おなかが急に働く ⇒ 血液がおなかに集中 ⇒ 頭が血液不足に ⇒ めまい・たちくらみが起きる
ということが起きていたんですね。
本当に、まさかピンクの小粒であんなに苦しむことになるとは思いませんでした(T▽T)
急な血圧低下には、本当に注意が必要です。
コーラックの量を調節するためのコツ
上で書いた副作用は、必ず起こるというわけではありません。
私の場合、初めてなのに量を減らさなかったことが原因でした。
用法・用量をきちんと守れば、副作用に苦しめられることもほとんどないでしょう。
特にコーラックⅡやコーラックファーストは、効き具合によって量を調整できるようになっています。
ですから、始めは少なめから試して、どうしても効かなかった時だけ増やしてみてください。
コーラックを増やす場合に注意が必要なことが1点あります。
「効かないな」と思って飲み足すと、まだ効き目が表れていなかっただけで、後ほど強烈な腹痛に襲われるなんてこともあるのです。
そのため、後から飲み足すのはやめましょう!
なかなかお通じがこないな、と思っても、量を増やすのは次回以降にした方が無難です。
コーラックを飲みたいけど副作用が恐い、という時は
量を調節しても副作用が起きてしまう、副作用が恐くて飲めない、という場合はコーラックの中でも優しいシリーズを服用することをオススメします。
「コーラックファースト」という、コーラックシリーズや便秘薬を初めて使う、という人のための薬があります。
普通のコーラックよりも働きが優しいのが特徴です。
また、「コーラックハーブ」という薬もあり、こちらは「副作用でおなかが痛くなるのが嫌な人」向けに作られたもの。
やはり普通のコーラックよりは穏やかに作用するため、自然に近いお通じを迎えることができます。
ただし、コーラックは便を出すために枚につ飲むのはお勧めできません。
コーラックだけじゃなく、薬を使って便を出すという行為は、腸が本来持つ働きを低下させます。
その結果、便秘がもっとひどくなり、同じ量では薬が効かなくなる・・・という悪循環が待っています。
あくまで応急処置的に、どうしても出ない時だけ使うというスタンスがオススメです。
もしも、乳酸菌をとったり運動したり頑張ったけど出ないという人は、便秘の原因そのものが間違っているのかもしれません。
以下で根本的に治すために必要な事を書いていますので、
・できれば薬は飲みたくない
・自然に毎日スッキリできるからだが欲しい
そんな人は読んでみてくださいね。
⇒ 便秘の正しい治し方!毎日すっきり出すために絶対に必要なものとは?
まとめ
以上、コーラックの副作用で血圧低下が起こるのか?というまとめでした。
「ピンクの小粒」という可愛らしい愛称とは裏腹に、かなりパワフルな力を持っているコーラック。
便秘薬だからとあなどることなく、薬だということを忘れずに、慎重に服用してください。
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