特に思い当たることがないのに、
・喉は乾かないのに口の中だけ乾燥する
・水分がなくてパサパサ
・水を飲んだり、飴をなめたりするとよくなる
(けど一時的にしか良くならない・・・)
もしこんな症状でお悩みでしたら、
あなたは「ドライマウス」である可能性があります。
・ドライマウスって何?
・どういう時になるの?
・パサパサして嫌なんだけど、治すことってできるの?
そんな不安を払拭すべく、
今日はドライマウスについてまとめました!
ドライアイよりも知名度の低い「ドライマウス」
でも、ちゃんと対策もあるので、安心してくださいね。
口の中が乾燥しているとマイナスなことだらけ。
しっかりドライマウスを治して、
不快感のないさっぱりなお口を取り戻しましょう!
目次
ドライマウスになってしまう原因は?
ドライマウスとは、読んで文字の通り、
口が乾燥している状態のことを言います。
有名な「ドライアイ」のお口バージョンですね。
ドライマウスになってしまう原因には、
以下のようなケースがあります。
・薬の副作用
・お酒の飲み過ぎ
・その他の病気
薬の副作用
えっ、と思うかもしれませんが、
実は副作用に「口の乾き」と書いてある薬は多いんです。
しかも痛み止め、かゆみどめなど、
一般的に服用する薬の副作用だったりします。
花粉症の薬などのアレルギー薬も該当します。
もしこういった薬を服用している場合、
副作用の可能性が高いです。
期間限定で飲んでいるだけであれば、
薬の服用が終われば治ります。
もし常備薬でこの副作用が出て、
困っている場合は、主治医に一度相談してみましょう。
お酒の飲み過ぎ
アルコールを摂取しすぎると、
アルコールの分解のために水分を使うので、
口内が乾きやすくなります。
これは覚えのある人もいるかもしれませんね。
私もあります(^_^;)
酔っぱらって眠った翌朝、
なんだか口がネバネバする・・・という状態です。
これもアルコールが抜ければ治りますが、
少しアルコールを控えた方がいいかもしれません。
その他の病気
もし上記のような理由に思い当たる節がないのに、
慢性的にドライマウスの症状を感じる場合、
もしかしたら病気の一症状である可能性があります。
例えば糖尿病の症状には「ドライマウス」があるんです。
血糖値の上昇と共に、口の渇きを感じるようになるんですね。
また、シェーグレン症候群という難病の初期症状も
「ドライマウス」です。
これは免疫異常の病気で、女性がなりやすいもの。
口だけではなくドライアイ、
鼻の乾燥も感じたら、疑わしいかもしれません。
ドライマウスになるとどうなるの?
ドライマウスは、ただ単に唾液が少なくて
パサパサするだけではありません。
唾液が少ないと、いろいろと困った弊害が起こるのです。
・唾液が飲みづらくなり、喉が痛くなる
・乾燥しやすくなり、虫歯菌が増えやすくなるので、虫歯になりやすくなる
・雑菌が繁殖しやすくなるので、口臭がキツくなる
そう、パサパサしている間に
「虫歯」「口臭」なんてピンチが迫っていたのです。
どちらも放置したくない問題ですから、
改善に取り組みましょう。
ドライマウスを治す方法
ドライマウスを改善させるためには、
少なくなった唾液を分泌させることが一番。
そのためには以下の3つのことを意識してみてください。
・食事のときによく噛む
・口呼吸をしないように気を付ける
・ストレス排除
食事のときによく噛む
「噛む」という行為は唾液の分泌を促進させます。
ドライマウスの人には、
「よく噛まないで食べる」
「柔らかいものばかり食べる」
という人が多いとのこと。
きちんと噛む必要のある食品を、
時間をかけてゆっくり食べましょう。
日ごろの癖を治すことが重要ですよ!
口呼吸をしないように気を付ける
これもドライマウスの人の特徴。
「いつも口開いてるね」
なんて言われたことがある人は特に要注意です。
口で呼吸をすることで、
せっかく分泌された唾液が乾いてしまいます。
唇も渇いてパリパリになっちゃうし、
口が開いているとバカっぽく見えると言われちゃうし、
いいことなしです。。
口を閉じ、鼻呼吸をするように心がけましょう。
ストレス排除
実は精神状態と唾液には深い関係があるんです。
というのも、自律神経が唾液の分泌を
コントロールしているから。
いつも緊張していたり、
不安を感じていたりすると、
口の中は乾きやすくなります。
逆にリラックスしていると唾液が出やすくなるので、
なるべくリラックスできる環境を用意しましょう。
緊張する出来事を終えた後は
暖かい飲み物で一息つく、など、
心と体を休める時間を作れると良いですね。
まとめ
以上、口の中がパサパサする、
ドライマウスになる原因と、
その対策についてでした。
なんとなく乾燥して気持ち悪いな・・・
というだけではなく、
まさかニオイにまでつながってしまうとは・・・!
きちんと対策して、健やかなお口に戻したいですね。
また、このページで紹介したとおり、
ドライマウスが病気のサインである可能性もあります。
少しでもいつもと違うと感じたら、
お医者さんに相談してみてくださいね。
「なんかおかしいかも?」という気づきこそ、
病気を素早く治すための大事な一歩です!
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