朝起きたら、
・肩甲骨から肩にかけて痛い!
・腕は上げられないし、激痛で目が覚めてしまうことも。
・でも起き抜けだけで、しばらくすると治る
・・・何かの病気なの?
こんな悩みをお持ちではないでしょうか?
ただの寝違えなのか、枕が合わないのか、どうしたら良くなるのか・・・。
今日は、こういった悩みへの対策法についてまとめてみました!
予防策を知っていれば、もう肩甲骨の痛みに悩まされることも、なくなりますよ!
目次
これって寝違え?肩甲骨に痛みが生じる原因は?
寝違えであれば、「ビキッ!」という激痛が起こるのが特徴。
寝ている間のムリな姿勢が原因です。
ずっと同じ場所に負担がかかっていると起こります。
姿勢だけじゃなく、枕やマットレスなどの寝具が原因であることも多いです。
また、寝違えではなく「肩こり」「筋肉痛」が悪化したものである可能性もあります。
これは日ごろの姿勢が悪かったりして、日中から負担がかかっている場合に起きやすいです。
どちらであっても、痛みを生じさせている原因としては、以下の要素も考えられます。
ストレスや疲労がたまっている
ストレスがあると、交感神経が優位になり、興奮状態が続いてしまいます。
そのためゆっくり寝たつもりでも熟睡できず、体のこわばりが解けない状態で寝てることがあります。
運動不足
体の循環が悪いので、老廃物や血液がうっ血して、肩や首のこりの原因になりやすい。
日常的に運動していない人は、要注意です。
咳のし過ぎ
風邪をひくとゴホゴホすることも多いですね。
でも、実は「咳」の衝撃はかなり強く。ろっ骨を折ってしまうこともあるんです。
なのでずっと咳を続けていると、首や肩にも負担がきてしまうんですね。
肩~肩甲骨の痛みを取り除く対策
それでは、朝起きて「肩甲骨周りが痛い!」となったときにおすすめの2つの対策をご紹介します。
・肩甲骨の痛みがあるときのストレッチ
・整形外科で治療する
肩甲骨の痛みがあるときのストレッチ
血の巡りが不自然に滞り、一カ所に負担が集中した状態を改善するには、ストレッチが有効です。
あくまで応急処置ですが、繰り返すことで痛みが軽減されるようなら、血の巡りが悪いことが痛みの原因になっていることが考えられます。
肩甲骨が痛い方の腕を上にあげ、背中の方に曲げます。
もう一方の手で曲げた肘を押さえ、ゆっくりと引っ張り伸ばします。
20秒3セット
肩甲骨が痛い方の腕を反対側に伸ばし、もう一方の手で肘を押さえ、ゆっくり引っ張ります。
20秒3セット
背中の後ろで両手を組み、ゆっくり上に持ち上げます。
20秒3セット
手を胸の前であわせ、そのままゆっくりと上で上げてキープ。
キープして20秒3セット
これらを繰り返していると、少しずつぽかぽかしてきて、動かせる範囲が広くなってくると思います。
ストレッチを行う時の注意点として、「痛い」と感じる手前でやめましょう!
ちょっとだけ痛気持ちいい、ぐらいが一番です。
ハードに行えば効くというわけではありません。
むしろ大事な筋を痛めてしまう危険性があります。
なので、やり過ぎには注意が必要です。
整形外科で治療する
・痛む方の腕がまったく動かせない
・息をするだけでひどく傷む
など、生活に支障がある場合は、整形外科で診てもらいましょう。
単なる寝違えではない場合、レントゲンを撮ってもらうことで、悪いところがわかることもあります。
また上記で紹介した肩甲骨のストレッチを、数日続けても痛みが引かないときは、念のため診てもらってくださいね。
朝起きたとき肩甲骨の痛みを出さない予防策
次に、肩甲骨の痛みや寝違えの予防策についてもご紹介します。
気をつけたいのは以下の3つです。
・枕に気を遣う
・寝相を直す
・普段から肩や首に負担がかからないようにする
枕に気を遣う
やはり寝ている間のトラブルにおいては、寝具を見直すことが重要です。
でも、枕は「これが正解」というものがありません。
人の「カラダ」「寝相」によって、合う枕というものは違うのです。
なので、自分のカラダに合わせてくれる、オーダーメイド枕が一番ですね。
普通の枕を使う場合は、いろいろ変えて試そうとすると、かえって睡眠環境が安定しないことに。
丸めたタオルなどで微調整するのが良いでしょう。
寝相を直す
寝ている間に一カ所に負担が集中してしまう人は、寝返りを打てていないことが多いです。
そのため、寝返りを打ちやすいよう、布団を広く使うことが大切になります。
布団に物を置いていたりすると、知らず知らずのうちに体が縮こまっちゃうんですよ。
ぬいぐるみや抱き枕などを置いている場合、自分が寝返りを打てるスペースがあるかどうか、見直してみましょう。
普段から肩や首に負担がかからないようにする
日ごろから猫背だったり、姿勢が悪かったりなどはないでしょうか?
PCを使うお仕事の場合、眼の疲れが肩に影響することもあるので、特に注意が必要です。
合間に伸びをしたり、腕を回したりと適度な運動を挟むだけで随分と改善されるので、試してみてください。
まとめ
以上、肩・肩甲骨の寝起きの痛みについての原因と対策でした。
肩の痛みは腕に直結するので、慢性化するとなかなか不便なんですよね・・・。
その日の痛みを緩和させるのも大事ですが、上に書いた予防法もぜひ試してみてください。
日ごろの負担を改善すると、
・寝違えのような痛みから解放される
・気持ち良い寝起きを迎えることができる
こんな未来が待っていますよ!
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