おならほどじゃないけれど、
汚いイメージのある「ゲップ」
でも胃が苦しくなって、
どうしても止まらないことってあるんですよね。
ちょっとだけならごまかせるけど、
頻繁に止まらなくなると本当に恥ずかしい。
しかも、食後のお腹いっぱいの時だけでなく、
空腹のときも出ることがあるんです。
ゲップを出しても出してもすっきりしないから、
いつまでたっても良くならないし・・・。。
そんな状態でお困りのあなたに、
止まらないゲップを改善するための情報をまとめました。
「苦しいし、何かの病気かと思って不安だし、
人前だと恥ずかしい・・・」
という悩みを改善していきましょう!
目次
ゲップが止まらない原因は?
そもそもゲップとは何なのか?
というと・・・ずばり「空気」です。
体の中で不必要な空気が余ってしまって、
それを「げふっ」と外に出しているんですね。
空気が生じている原因は、
大きくわけると以下の2つがあります。
①空気を飲み込みすぎている
②体内で空気が発生している
①空気を飲み込みすぎている
食事などのとき、必要以上に
空気を体内に取り入れてしまっているケースです。
特に次の心当たりがある人は怪しいかも。
早食い気味である
→ゆっくり食べずにかっこむことで、
空気までも取り入れてしまいがちです。
熱いものをよく食べる
→火傷しないように、
一緒に口の中に空気を取り入れてしまいます。
辛いものをよく食べる
→熱いものと同様、
口の中の刺激を減らすため、
無意識のうちに空気を含んでしまいます。
②体内で空気が発生している
口から取り入れなくても、
体の中で不必要なガスが
発生してしまっているケースがあります。
「ガス」って何・・・?
と思うかもしれませんが、
おならで出る空気をイメージすると
わかりやすいかもしれません。
微生物が食べ物を分解したときにガスが生じるため、
胃腸でガスが作られているのです。
ですが、胃腸の働きが弱くなると、
このガスが溢れてきてしまいます。
空気の飲み込み過ぎと比べて違うところは、
げっぷに臭いがしたり、
酸っぱい感じがしたりするところ。
(飲み込んだ空気と違って、
微生物が生んだガスなので、
臭いがあるんですね。)
胃腸の働きが正常でないことが多く、
胸やけがある場合は
逆流性食道炎なども疑われます。
逆流性食道炎とは、
胃と食道の間の弁が弱く、
胃液が逆流してきてしまうものです。
特に空腹時にゲップが酷い、
という場合は、より疑わしいといえます。
止まらないゲップを改善する方法
それでは、ゲップを改善するための方法を紹介します。
以下の3つを特に指揮してみてください。
・食べ方に気を付ける
・胃への刺激を抑える
・炭酸飲料は飲み過ぎない
食べ方に気を付ける
ゲップを止めるためには、
まず必要以上の空気を取り込まないこと。
多くの空気を取り入れてしまう人の、
ほとんどが無意識なんです。
「ゆっくり」
「よく噛んで」
「啜らない」
これを気を付けてみてください!
習慣なので、
地道に意識し続けることが重要。
また、ペットボトルの水を飲むときなども
「啜らない」ことに気を付けてみてください。
傾けるだけで飲めるのに、
空気と一緒に啜ってしまう癖がある人は結構います。
炭酸飲料は飲み過ぎない
これはシンプルですね。
炭酸を飲むと、
お腹いっぱいになってゲップが出る、
というのは誰しも経験があるかと思います。
ゲップを防ぎたい人は、
コーラやソーダを控えることも多いと思うのですが、
意外な落とし穴なのが「お酒」
ビールやチューハイ、ハイボールにも
炭酸が含まれています。
お酒の席ではなるべく、
カクテルや日本酒・焼酎系を選びたいところです。
胃への刺激を抑える
胃が荒れると、臭いのあるゲップが生じやすくなります。
以下のものは胃粘膜を傷つけやすいので、
摂取しすぎには気を付けましょう。
・熱いもの
・辛いもの
・カフェイン
・過度のアルコール、たばこ
まとめ
以上、ゲップが出る原因と対策についてでした。
ゲップ以外にも、
胃痛などの症状が出ている場合は、
胃腸の病気が疑われるので、
一度病院に行ってみましょう。
胃酸過多だったり、
胃の粘膜が弱っている症状を緩和する治療をすることで、
頻繁に生じるゲップからも解放されます。
私の家族は、
本当にびっくりするぐらい、
ゲップが止まらなかったのですが、
「啜る」癖をなくしたら改善されました。
当人も家族も、
まさか食事の癖でゲップが出ていたなんて、
思わなかったのでびっくりでした。
それぞれの症状によって改善方法も変わるので、
この記事に書いた通り、
・ゲップに臭いがあるときは胃腸の状況を改善
・ないときは食事や習慣を改善
これらを試してみてくださいね!
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