「ささくれ」や「さかむけ」って、大ケガじゃないけど悩まされますよね。。
タオルや服に引っかかって逆方向にチクッ・・・
気になるから剥いちゃったり、引っ張っちゃったり。
水は染みるし、血が滲んでしまうことも。
そこで、今日はいつまでも長引きがちな「ささくれ」を早く治す方法について書いていきます。
適切にケアすれば段違いに良くなりますし、一度良くなった肌にはささくれができにくくなるので、ぜひ試してみてください。
目次
指先にささくれが起きる原因は?
ささくれの原因は「皮膚の乾燥」、これに尽きます。
ささくれの部分って固いですよね?
あれは、皮膚が水分不足でカチカチになってしまっているのです。
冬場にささくれになりやすいのも、空気が乾燥しているから。
また、寒いと指先まで十分に血液が循環しなかったりするので、それも原因の一つですね。
どうして指先がささくれになるのかというと、爪のまわりは皮膚の層が厚くて伸びにくいからなんです。
爪をしっかり支えるため、そういう作りになっているんですね。
もともと皮膚が厚いところの水分や油分がなくなって、ゾウみたいな固い皮膚になり、とうとうひび割れて剥がれてきてしまう。
これが「ささくれ」の正体なのです。
ささくれを早く治すための対策は?
ということで、対策は「保湿」
乾燥の進行を食い止めて、不足している水分と油分を補うことが重要です。
そのためには、以下の対策が有効です。
・ワセリンやハンドクリームを塗り、絆創膏で蓋をする
・ハイドロコロイド絆創膏を使う
・水仕事で保湿が難しい・・・そんなときは「液状絆創膏」
一つ一つ詳しく見ていきます。
ワセリンやハンドクリームを塗り、絆創膏で蓋をする
一番手軽にできるケアで、なおかつ、きちんと続ければ抜群の効果を発揮してくれる対策です。
塗るだけでもなく、絆創膏を巻くだけでもなく、「塗る+蓋をする」がポイント。
とにかく長く保湿をしていることが大事なんです。
おすすめなのは、お風呂上がり~就寝までの時間を有効的に使うこと。
お風呂上がりは皮膚が柔らかいので、クリームがよく馴染んでくれます。
その状態でばんそうこうを巻いて、一晩ずっと保湿しておくと、カチカチだったささくれが翌朝にはだいぶ柔らかくなりますよ。
ハイドロコロイド絆創膏を使う
ハイドロコロイド絆創膏は、普通の絆創膏とちょっと違います。
バンドエイドの「キズパワーパッド」、ケアリーヴの「治す力」といえばイメージできる方もいるかも?
この絆創膏の特徴は、「かさぶたの代わりを務める」ところ。
皮膚がかさぶたを作るために滲ませている浸出液を吸収し、絆創膏自体がかさぶたの代わりになってくれるんです。
普通の絆創膏より少し高いけど、長くつけっぱなしにすることができます。
傷口がきれいに治りやすいのもいいところですね。
水仕事で保湿が難しい・・・そんなときに「液状絆創膏」
いくらクリームなどで保湿をしても、水仕事をしたらまた指先の油分が流され、乾燥してしまいます。
そういう時は「液状絆創膏」を使いましょう。
液状絆創膏は、絆創膏といっても塗り薬。
「コロスキン」、「サカムケア」などが有名なので、聞いたことがあるかもしれませんね。
ちょんちょんと傷口に乗せると、液が固まり、傷口を覆い隠してくれます。
水を弾くので、洗い物やお洗濯をしても大丈夫!
膿んでいたり大きな傷には使えないのですが、ささくれのようなちょっとした「引っかかるのを防ぎたい」なんてケースにはぴったりですね。
個人的には、絆創膏みたいに指がふにゃふにゃになったり、クサくなったりすることもないのでお気に入りです。
ただし・・・染みます!w
一瞬だけですけどね。
数日経つと自然にはがれますが、自分でぺりっと剥がすこともできます。
次のささくれを作らないために「事前の防止」が有効
上に書いた対策で、ささくれは早く治りやすくなるんですが・・・
ささくれが治っても、保湿を疎かにすればまた次のささくれが!
ということで、一度治ったら「事前の保湿」に気をつけるようにしてみてください。
私もずっと勘違いしてたんですが…
リップやハンドクリーム、ボディローションなどの保湿は、カサカサしたときに塗るものではないんです。
大事なのは、乾く前に塗ること。
つまり、「乾いたら」ではなく「乾かせない」のが大事なんですね。
ハンドクリームをこまめに塗るだけでも大丈夫ですが、個人的にはネイルオイルがおすすめ。
ネイルサロンなどに行くと、最後に塗ってくれる香りの良いオイルです。
あれは甘皮処理などで指先が痛みやすいのと、マニキュアやジェルなどで乾きやすいのとで、最後にケアのために塗っているんですね。
ドラッグストアで数百円で買えるので、ぜひ入手して試してみてください。
お花が入っているデザインが多く、ボトルを部屋に飾ってもかわいいですよ♪
まとめ
以上、ささくれを早く治す方法についてのまとめでした。
ささくれは悪化させないことが大前提。
気になっても絶対にむしっちゃだめです!
上に書いてある方法で保湿をしっかりすれば、皮膚は役目を終えたときに自然に剥がれていきます。
無理に剥がすと、次の皮膚ができるまでに時間がかかるので、結果的に治るのが遅くなりがち。
ささくれが引っかかるイライラから解放されて、ツヤツヤした指先の美人さんを目指しましょう♪
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