普段生活をしている上で、突然耳がおかしくなることってたまにありますよね。
エレベーターに乗ったとき、トンネルに入ったとき・・・
お風呂やプールで、耳に水が入ったときもそうですね。
でも、
「乗り物にも乗っていない、水にも入っていない」
それなのに、突然耳に水が入ったような感じになることもあるんです。
・いつもではなく、突然耳がおかしくなる。
・耳が詰まって、水が入っているような感じになる。
・自分の声が響いて聞こえる。
・自分の呼吸音、心臓の音が大きく聞こえる。
こんな症状が当てはまる場合は、この記事を読んでみてください!
症状から推測される耳の状態や、その解決策について書いてあります。
原因がわからなくて不安に思う日々とはおさらばして、すっきり耳が通る生活を目指してみませんか?
目次
耳の汚れが悪さをしているケース
とてもシンプルな原因としては、耳の中の汚れが鼓膜にくっついてしまっている、というケースがあります。
実はこれ、結構よくあることなんです。
なんだか耳がおかしくて耳鼻科に行ったら、
「汚れが原因でした」
なんて言われたらちょっとショックですよね;
でも、それは耳掃除をサボっていることとはイコールではありません。
むしろ、几帳面に掃除をしようとして、奥に汚れを押しやってしまったということもあるんです。
だから不潔だと言われているわけではないので、安心してくださいね!
このケースであれば、耳鼻科の機器でキレイに吸い出してもらえます。
汚れも除去されるし、耳の詰まりもスッキリするし、楽になれますよ。
もしも
「普段から自分で耳掃除をしている」
そんな人で、耳の中に水入った感じがしたら、奥に耳垢が溜まっていないか、耳鼻科で診てもらってください。
耳に何らかの症状が生じてしまっているケース
耳の中で何かの異変が起きていて、耳が詰まっているように感じることがあります。
以下に代表的な3つの症状について書いてみました。
いずれも耳鼻科ですぐに診断してもらえますので、まずは受診を!
耳管解放症
鼻の奥と耳の間にある耳管が、呼吸以外のときにも開きっぱなしになってしまう症状です。
耳管の組織が弱くなり、閉じられる力がなくなると起こります。
特に要チェックな人:
・最近体重が減った
・脱水症状気味
・血行障害がある
・妊娠中である(妊娠中は血液循環が悪くなりがちです)
以上の人は、耳管の組織が弱くなっている可能性があります。
治療としては、薬でわざと炎症を起こさせて、閉じなくなってしまった道を狭くさせます。
耳管狭窄症
逆に、耳管が狭くなって広がらなくなってしまう症状です。
炎症を起こして腫れあがり、狭くなってしまって起こります。
特に要チェックな人:
・鼻炎、風邪、上気道炎などにかかった。
・鼻をすする癖がある。
これらの原因によって炎症を起こしている可能性があります。
治療としては、薬や処置で耳管を広げる方法があります。
滲出性中耳炎
おなじみの中耳炎のうち、鼓膜の奥の「中耳腔」に水が溜まってしまっている中耳炎です。
この「水」というのは、耳の外から入ったものではなく、中耳腔内の細胞が炎症を起こして滲んできた水です。
きちんと耳管が働いていれば鼻へ抜けてくれるんですが、働きが悪いと溜まってしまうんですね。
特に要チェックな人:
・痛みが特にない。
・中耳炎に頻繁にかかる。
耳は炎症を起こしている場所によって、外耳炎、中耳炎、内耳炎と分けられます。
放置すると、更に炎症が進行して悪化してしまい、手術が必要となることも。
耳鼻科での処置で炎症を食い止めてもらいましょう。
まとめ
以上、耳が詰まったり、耳に水が入っている感じがしたときの原因や、症状についてでした。
「いつも症状が出てるわけじゃないから、耳鼻科に行きづらい」
っていう意見も聞きますが、耳が詰まってないときに受診しても大丈夫です。
どういうときにどうなるのかを伝えれば、あとはお医者さんが患部を見てきちんと診断してくれますよ。
放っておくと進行してしまうケースもあるので、早めに受診して、耳の詰まりから解放されましょう!
耳は処置が遅れると、良くない結果につながることが多いです。
必ず見てもらってくださいね!
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