ロタの予防接種は必要ない?受けるメリットとデメリットを解説!

お腹の病気

 

ママさんたちの間で話題に挙がる「ロタウィルス」

そしてその予防接種。

 

ノロウィルスよりも一般的な知名度は低いですが、小さな子供がいると心配ですよね。

 

小さな子供をロタから守ってあげたいけど、感染病はロタウィルスだけじゃないし、どの予防接種を優先するべきなのかわからない…。

 

健康に関わる問題だけに、適当に決めることなんてできないし。

こんな悩みはありませんか?

 

そこで、ロタウィルスの予防接種のメリット・デメリットをまとめてみました!

 

予防接種をするかどうか、悩んでいるママは、参考にしていただけましたらと思います。

 

目次

ロタウィルスの予防接種を受けるメリット

 

小さな子供がロタにかかっても、重症化を防ぐことができる

ロタにかかった時に、重篤な症状が出ることを防ぐのが、予防接種の役割です。

 

重症化すると子供にもつらい思いをさせてしまうし、何よりママとパパも大変!

 

ロタはとても感染力の強いウィルスなので、ただの風邪とは大違い。

嘔吐や下痢で汚れてしまったものの後始末に苦労します。

 

汚物処理専用の手袋を使ったり、汚れてしまった衣類を泣く泣く捨てたり…。

 

赤ちゃんのオムツだって、便はウィルスだらけ。

いつもと同じように交換するわけにはいかないのです。

 

やはり、

「防ぐ手段があるのなら、接種させておきたい」

というのが親心ですよね。

 

子供がロタにかからなければ、家族も安心

さらに、ロタウィルスは家族にも感染します。

特にママとパパは感染のリスクは高いです。

 

子供の嘔吐や下痢の後片付けをしてあげなければいけませんから、感染する確率が高くなるんですね。

 

もしママとパパまでダウンしてしまったら、子供の看病はどうしよう。

 

上の子にも感染するかもしれません。

ママが妊娠中だったり、授乳中だったりしたらもっと大変です。

 

そういった「一家でダウン」状態を招かないためにも、ぜひ接種させておきたいものです。

 

ロタのワクチンは接種できる月齢に制限がある!受けられるのは今のうちかも

 

ロタウィルスのワクチンは、決められた月齢を過ぎると受けられなくなってしまいます。

 

「接種させるべきか」と悩んでいたら、もう受けられる月齢を過ぎていた!

なんてことになったらショックですよね。

 

現在、ロタのワクチンは2種類ありますが、

・「ロタリックス」は生後24週まで

・「ロタテック」は生後32週まで

となっています。

 

さらに、それぞれ複数回接種する必要があり、上記は最終接種の制限となっています。

もし「受けさせようかな」と迷っていたら、早めの決断が必要です。

 

以上が、接種しておきたいメリットになります。

 

では、続いてデメリットの方をご紹介します。

 

ロタウィルスの予防接種のデメリット

 

ロタウィルスの予防接種は高額!

なんといっても一番の悩みはこれですよね。

 

接種1回につき1万円以上かかる上、複数回接種しなければいけないので、合計3万円ぐらいになってしまいます。

 

きょうだい全員に受けさせようとしたら、その額はかなり高額に……。

 

一部の自治体では全額もしくは一部の助成金(公費)が出るところもあります。

 

ただし、おたふくなどに比べると圧倒的に少ないのが現実です。

ほとんどの自治体では、まだ対応していないでしょう。

 

ロタウィルスは全員が重症化するわけではないから接種の必要性はある?

ロタウィルスはほぼすべての子供がかかると言われており、その中で一部の子供が重症化します。

 

また、水疱瘡や混合ワクチンと違い、定期接種ではなく任意接種となっていますよね。

多くの子はかかるけど、かかっても重症化しない子も多い。

 

任意接種のワクチンには他にもあるし、どれを受けさせるかは悩みどころです。

 

ワクチンには一部の副作用がある

これはロタウィルスの予防接種に限らない話ですが、ワクチンは副作用が発生する可能性があります。

 

ロタウィルスの副作用で一番怖いのは、「腸重積」と呼ばれるもの。

接種する月齢が遅いほど危険が高まると言われています。

腸重積症:腸の一部が望遠鏡の筒のように腸の中にめり込んで腸が重なった状態になる病気です。

最終的に腸閉塞(腸が動かなくなること)となり、頻回に嘔吐 します。多くは、原因は不明です。

腸重積症は、初回ロタワクチンの接種が遅くなると起こりやすくなります。そのため、初回接種は、生後14週6日(生後104日)までに行うよう勧められています。

参考URL:http://www.yoshida-cl.com/5-yobo/rota-waku.html

 

まとめ

以上、ロタウィルスの予防接種のメリットとデメリットについてのまとめでした。

 

受けるべきかどうかは、家、子供、自治体の事情によって決めたいところですね。

 

他のワクチンのこともあるし、小さい子供の悩みって本当に尽きないです……。

でも、家族がみんな元気でいられるように必要なこと。

 

しっかり悩んで、どのワクチンを接種させるか考えてあげましょう。

 

ただし、繰り返しになりますが、ロタの予防接種は「受けるなら早いうちに!」が大前提です。

悩みすぎにはご注意を!

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