ノンアルコールビールは健康に影響する?体のためにここに注意して飲む!

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今や市民権を得たといっても過言ではない、ノンアルコールビール。

車で帰らなきゃいけない人、アルコールを控えなきゃいけない人など、愛飲している人も多いでしょう。

でもふと、

「ノンアルコールビールって健康にいいの?」

「ビールを飲むより健康的?」

「飲み過ぎたら健康に悪い?」

など気になったことはありませんか?

このページでは、ノンアルコールビールが体にいいのか徹底検証してみました。

これからもお世話になる、飲み続ける、そんな人はぜひ一度ご覧くださいね。

目次

ノンアルコールビールって、健康的にはどう?むしろ良かったりする?

ノンアルコールビールは飲みのもの種類で言えば、「清涼飲料水」です。

スポーツドリンクやジュースなどと同じですね。

ですから、これらと同じに考えれば大丈夫です。

ジュースは毎日ガバガバ飲んだら体に良くないですが、時々飲むなら、健康にはそう影響はないでしょう。

ビールと比べると健康にいいのか?

ビールと比べるとノンアルコールビールはどうなのか?

これはすごく難しい問題ですが、あなたの現在の体の状態によって違ってきます。

アルコールが原因の病気を持っている場合

アルコール性脂肪肝

アルコールの長期摂取で、肝臓に脂肪が溜まっている状態です。

健康診断の結果で、γ-GTPという検査数値が高いと言われた人は、ほぼアルコール脂肪肝でしょう。

治療はお酒をやめる、お酒を控える、休肝日をつくるなどが有効です。

ですから、ノンアルコールビールに変えれば、よくなる可能性が高いです。

ただし、アルコールが完全に0のものは実は少ないので、飲みすぎればよくありません。

急性胃炎

大量の飲酒で、胃粘膜が傷つきびらんや出血が起こっている状態です。

アルコールをやめれば、すぐに回復しますので、ビールよりはノンアルコールビールの方が、良いと言えるでしょう。

特に病気を持っていない場合

ノンアルコールビールは、ビール風味にするために、様々な添加剤を使っています。

健康な人は、適量の飲酒の方が体にいい場合もあります。

添加物は化学物質ですので、体にとっては異物です。

ノンアルコールビールに使われている添加物は、主に以下のものです。

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ブドウ糖果糖液糖

ブドウ糖はアメリカのトウモロコシを使って作られることが多いです。

そしてそのトウモロコシの85%以上が「遺伝子組み換え」と言われています。

遺伝子組み換えの作物については、まだ安全性がはっきりしていません。

ブドウ糖には通風をはじめとする病気のリスクもあり、摂らなくていいに越したことはないですね。

また、果糖(フルクトース)には非アルコール性の脂肪肝のリスクがあります。

せっかくアルコールを控えても、脂肪肝になったら嫌ですね。

酸味料

ノンアルコールビールの風味づけに使われます。

世の中の清涼飲料水には、まず入っています。

 香料

ビールのような香りをつけるのに使われています。

大量に摂らなければ危険ではないと言われていますが、だからといって健康のためには役立ちません。

カラメル色素

グラスに注いだとき、ビールのような美味しそうな色を出すために使われます。

免疫機能の低下、発がん性が高い成分なので、日常的に摂取するには注意が必要です。

甘味料(アセスルファムK)

砂糖の約200倍の甘みがあり、コストが安いです。

なので、ゼロカロリーやカロリーオフの飲み物や食べ物によく使われます。

発がん性のある塩化メチレン(ジクロロメタン)が溶媒として使われることがあり、また、体に残留するので懸念されています。

ノンアルビール        原材料
アサヒドライゼロ食物繊維、大豆ペプチド、ホップ、香料、酸味料、カラメル色素、酸化防止剤(ビタミンC)、甘味料(アセスルファムK)
サントリーオールフリー麦芽、ホップ、香料、酸味料、カラメル色素、酸化防止剤(ビタミンC)、苦味料、甘味料(アセスルファムK)
キリンフリー麦芽、糖類(果糖ぶどう糖液糖、水あめ)、ホップ、酸味料、香料
サッポロプラス難消化性デキストリン(食物繊維)、大豆ペプチド、ホップ/炭酸、香料、酸味料、苦味料、カラメル色素、安定剤(大豆多糖類)、酸化防止剤(ビタミンC)、甘味料(アセスルファムK)

実際のところ、これらの添加剤が健康にどう悪影響なのか?

はっきりわかっていないものもあります。

でも、東洋医学の世界では添加物は全て体を冷やすものとされており、控えたほうがいいモノに属します。

一方ビールの原料の基本は、大麦、ホップ、酵母、水です。

これ以外にトウモロコシや米が使われることがあります。

このシンプルさからもわかるとおり、「量を考えて飲むならビールの方が体には良い」と言えるでしょう。

ですから、アルコールゼロ、カロリーゼロでも、毎日お茶のようにゴクゴク飲まないほうがいいですね。

痛風の人もノンアルコールビールには注意!

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痛風になったり、痛風を悪化させるのがプリン体ですが、ビールだけじゃなく、ノンアルコールビールにも入っていることが多いです。

「ビールじゃないから大丈夫」と飲み続けていたら痛風になった・・・

なんて洒落になりません。

尿酸値が高い人は、ノンアルコールビールを買う時は、「プリン体ゼロ」の表記を必ず確認してください。

ただ、成分に含まれる「ブドウ糖」は尿酸値を上昇させ、痛風のリスクを高めます。

ノンアルコールビール4杯でビールと同じ?

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ノンアルコールビールなんだから、「アルコール度数は0でしょう?」と思いますよね。

でも実は、アルコール飲料か清涼飲料水かは、アルコールを1%以上含むかどうかで決まっているのです。

だから、1%以下、例えば0.9%含んでいても、ノンアルコールビールと名乗ることができます。

普通のビールはだいたい4〜5.5%くらいのアルコールを含んでいます。

ですから、0.9%のノンアルコールビールを4杯飲んだら、普通のビールを1杯飲んだのとほぼ同じになってしまいます。

つまり、ノンアルコールビールだからって、飲みすぎると酔うこともあるということです。

車の運転をしなきゃいけないという人は、ノンアルコールビールの飲みすぎには注意してくださいね。

ノンアルコールビールを飲んでいると太る?

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ノンアルコールビールは、カロリーオフのものもありますが、原材料の中心は炭水化物です。

飲みすぎれは、ダイエットにはなりません。

また、人工甘味料とホップが食欲を増進させることがあります。

だから、ついついおつまみが進んでしまうことがあります。

 ビールをやめてノンアルコールビールにしたら太ったという人が、案外多いのはそのためです。

ノンアルコールビールを飲む時は、1日の量をしっかり決めてから飲み始めてくださいね。

まとめ

今回は、ノンアルコールビールが健康にいいのか?ビールの方がいいのか?などを書いていきました。

はっきり言えることは、飲み過ぎに注意が必要なことは、普通のビールと一緒だと言うことです

ノンアルコールビールと正しく付き合って、楽しい飲み会にしてくださいね!

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