寒い季節や寒い思いをした時に、
・風邪をひいてないのに鼻水が止まらない
・鼻が詰まる
こんな症状に悩んでいませんか?
急に風邪をひいたのか?
それにしても急すぎないか?
気になりますよね。
これらの症状は、急に寒い外へ出たり、クーラーなどで急に冷えたりすることでおこる「寒冷アレルギー」です。
原因は自分の体温と触れたものとの温度差で、鼻水・鼻炎などに加え、かゆみなどの皮膚症状や倦怠感・食欲不振なども起こります。
アレルギーと言っても、花粉症のように原因となる物質はありません。
温度差にびっくりして、自律神経が乱れることで症状が出てきます。
そうは言っても、なるべくなら鼻水が止まらない、鼻が詰まって苦しい、そんな思いはしたくないですよね。
日常生活の中で、温度差が激しい状態になることは、しばしばありますし。
ここでは、寒い思いをして急に鼻水が止まらなくなった時の対処法をご紹介します。
参考になれば幸いです。
目次
寒い時に止まらない鼻水の対処法7つ
鼻水の原因となる温度差を回避すれば、鼻水も止まります。
日常生活の中で、スクに取り入れられる対処法7つです。
1.体を温めることを意識する
2.お風呂上がりは冷やさないようにする
3.家の中の温度差をなくす
4.使い捨てカイロの活用
5.夏季でも体を冷やさない
6.皮膚科を受診してみる
7.自律神経を乱さない生活を心がける
1.体を温めることを意識する
外出時はマスク・マフラー・スカーフ・手袋などを使います。
体温を維持する為のアイテムは、冬の必需品です。
また、寒い場所にいたら暖かい場所へ移動するなど、場所の移動も効果的ですよ。
2.お風呂上がりは冷やさないようにする
入浴後に体温が下がったり、冷たい空気に触れて症状が出たら、上着を羽織ったり、暖を取るなどして、体温を下げないようにしてください。
体温が元も戻れば、自然と鼻水も治まります。
3.家の中の温度差をなくす
リビング・廊下・トイレ・脱衣場など部屋の間で温度差があると、寒さを感じるので、局所のヒーター設置も必要です。
外気は自分でコントロールできませんが、家の中は自分である程度コントロールして、鼻水が出ないよう快適な空間を作ってみてください。
4.使い捨てカイロの活用
気温の低い時期や、寒いところへ行く時など、あらかじめお腹や腰周りに使い捨てカイロを貼っておきます。
血行を良くしておくことで、自律神経が乱れにくくなります。
また、「頭寒足熱」という言葉を知っていますか?
足の冷えは自立神経を乱す原因となります。
厚手の靴下や足用のカイロで足も温めてください。
5.夏季でも体を冷やさない
夏の時期でも、寒冷アレルギーはあります。
症状は冬季寒冷アレルギーと同じで、原因は主に冷房です。
自分で室温を調整できない場所は特に注意してください。
オフィスビル・商業施設・電車内など、予想外に寒いところがあります。
寒さ対策に余分に羽織る服装、下半身を冷やさないよう準備して出掛けてみてくださいね。
そして、どんなに暑くても冷たいものは要注意!
冷たいドリンク・かき氷・アイスなどを急に摂り過ぎないようにしてください。
冷房の効いた部屋でこれらを飲食すると相乗効果で、寒冷アレルギーになることがあります。
6.皮膚科を受診してみる
寒冷アレルギーの原因は、前述のとおり体温との温度差です。
温度差が少なくすれば、自然と解決します。
でももしも頻繁にアレルギー症状が出たり、かゆみ・じんましんがひどいようなら、皮膚科で相談してみてください。
病院での治療は、一般に抗ヒスタミン剤が処方されます。
自分に合う薬が見つかるまで、何度か薬を変えて調節することもあります。
7.自律神経を乱さない生活を心がける
自律神経は、体の体温を調節する働きが有り、これが狂うと寒暖アレルギーが起こります。
ただ、温度差だけじゃなく、寝不足、偏食、運動不足なども自律神経に影響します。
体が疲れているときは、よりアレルギーも出やすくなります。
普段から規則正しい生活を心がけ、自律神経を乱さないことも、大切ですよ。
まとめ
寒いと鼻水が止まらなくなる原因と、よく効く対処法7つをご紹介しました。
残念ながら、一度なるとなかなか治すことは難しいです。
でも、適切な対処法で、鼻水を回避して、快適に過ごせるようになっていただけたら幸いです。
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