後頭部がズキズキ痛みませんか?
私も、首から後頭部にかけてがよく痛みます。
この痛み、いったい何が原因なのでしょうか?
どうしたら痛みは解消するのでしょうか?
また、病院は何科へ行くべきなのでしょうか?
今回は、後頭部に痛みを感じたら気にすべき、4つの疾患と、その原因、対処法についてまとめました。
目次
後頭神経痛
後頭神経痛とは、その名の通りなのですが、「後頭神経」という神経が周囲の筋肉により圧迫されて起こる頭痛です。
原因は、ストレスです。
症状としては、後頭部、耳の後ろ側がズキズキ痛み、雨の降る前に痛むこともしばしば。
一度痛み出すと、数日から数週間痛み続けることもあります。
病院に行くなら、脳神経外科がおすすめです。
また、自宅でできる対処法としては、次のものがあります。
・ストレス解消
・首筋を温める
・後頭部を冷やす
ぜひ試してみてくださいね。
筋緊張型頭痛
こちらもその名の通りなのですが、首や肩の筋肉が緊張して起こる頭痛です。
筋肉が緊張すると、血流が悪化して、頭痛になるのです。
眼精疲労やストレスとも大きく関係しています。
症状としては、後頭部から頭全体にかけて起こる、慢性的な頭痛です。
こちらも脳神経外科で鎮痛剤をもらえますが、普段から正しい姿勢を保ち、うつむきがちの姿勢にならないようにしましょう。
デスクワーク中は眼も酷使しますし、うつむきがちになりますよね。
意識してストレッチを挟むようにしましょう。
また、お風呂上がりのストレッチも有効ですよ。
副鼻腔炎
副鼻腔炎で頭痛が起こるの?と思いませんでしたか?
副鼻腔炎は、鼻の奥の副鼻腔に膿がたまる病気です。
細菌への感染が原因となり起こります。
副鼻腔炎になると、三叉神経が刺激され、後頭部だけでなく前頭部も痛くなることがあります。
鼻水や鼻づまりなどの症状を伴います。
副鼻腔炎なのか、風邪なのかわからなければ、セルフチェックすることができます。
・鼻水の色が黄色や緑色になる
・鼻水に粘り気がある
・鼻水から変な匂いがする
以上のことが当てはまる場合は、副鼻腔炎かもしれません。
耳鼻科で診てもらいましょう。
くも膜下出血
脳の中のくも膜という箇所で、出血が起こることにより、激しい頭痛が起きます。
一般に、ハンマーで殴られたような痛みと表現されますよね。
この頭痛は、何時何分に起きた、というように、突如として現れるのが特徴です。
また、吐き気や失神を伴うことも多いといいます。
今まで経験したことのないような激しい痛みに突如襲われたときは、このくも膜下出血を疑いましょう。
軽症に感じられたとしても、救急車を要請しましょう。
救急車が来るまでの間は、脳内で出血が起きているので、頭を動かさないように注意してください。
まとめ
今回は、後頭部がズキズキ痛むときの原因と対処法、何科へかかればよいかをまとめましたが、いかがでしたか?
頭痛の原因をしっかり知って、正しい対処法をとりたいですね。
この記事を参考にされて、後頭部の痛みを解消できますように。
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