ピーナッツは食べ出したら止められない代表的おつまみですね。
嫌いな人は少ないのではないでしょうか。私も大好きです。
でもピーナッツを食べるとアレルギーになる、いわゆる「ナッツアレルギー」の人は実はかなりいます。
ピーナッツアレルギーの特徴は何といっても、喉(のど)の中がはれたり、喘息症状が出たりと、広く呼吸器関係にアレルギー症状が出ることです。
ピーナッツアレルギーはナッツアレルギーの代表で、ひどいときは呼吸器障害・けいれんなどのアナフィラキシーショックを起こします。
特に乳幼児が初めて食べるときは、アレルギーを起こさないか十分観察することが必要です。
詳しく説明しましょう。
目次
ナッツアレルギーの代表ピーナッツアレルギーとは?症状は?
多くの人が好きなピーナッツで食物アレルギーを起こすなんてショッキングな話ですが、次のような症状が出ます。
ピーナッツアレルギー症状には食べて数十分もしたら現れる最も多い症状と、半日くらい経って消化器系に症状が出るのがあります。
1)皮膚にじんましん・部分的発疹が見られ、痛みやかゆみ症状があり、最も多い症状です。
2)呼吸器の一部である鼻炎・喉の内側の腫れ・喘息(ぜんそく)症状が顕著で、
ピーナツアレルギーの症状に見られる特徴です。
重度の時は呼吸器の気道をふさぐ恐れもあります。
3)稀ですが、 吐き気・激しい腹痛・下痢といった消化器症状が現れます。
またほかにも血圧の低下など循環器症状が現れ、呼吸困難になって顔色が青白くなることもあります。
またピーナッツ以外にもクルミ・カシューナッツ・アーモンドでも頻度は少ないですが稀にですが、アレルギーが起こります。
ピーナッツアレルギーは治るの? 対処法・予防法は?
一般の食物アレルギーは小さいとき発症しても、成長とともにアレルギー症状が出なくなることもあります。
でもピーナッツアレルギーは成長過程で耐性が付かず、「大人になってもアレルギー症状が出やすい」のが特徴です。
「大人になってもピーナッツが食べられないなんて!」と思うなら、専門医師と相談しながら少しずつピーナッツを食べながら、体に耐性をつける減感作療法という方法がありますので、一度専門医に相談してみてください。
ピーナッツアレルギーの対処法・予防法
どの食物アレルギーに共通して言えることですが、
★発症し、重度と感じたら抗ヒスタミン剤の服用、アナフィラキシーショック症状を示したら、救急車を呼びます。
★予防のかなめは、原因食材を食べないようにすることです。
特にピーナッツの場合、ピーナッツ単独以外、砕いたピーナッツを煎餅・ペスト状のピーナッツなどが食品に幅広く使われています。
アレルギーを持っている人は、注意を怠らないようにしなければなりません。
★根本的な予防は、アレルギー反応は体調に非常に関係していることです。
ストレス・睡眠不足・風邪気味など体が万全でないときはアレルギー症状が出やすいのです!
日頃の健康管理は絶対必要です。
まとめ
ピーナッツは単独食材・加工食材と用途が広いだけに、ピーナッツアレルギーを持っている人には大変なことです。
ピーナッツアレルギーの症状・対処法・治療法について調べました。
ピーナッツアレルギーは成長しても症状がでる厄介な食物アレルギー食材ですが、悲観することはありません。
しっかり治療を行えばアレルギーをなくせます!
コメント