近年の猛暑と、政府主導の節電の流れによる冷房設定温度の上昇で、ずっと汗をかいてませんか?
そのため、あせもや汗によるかぶれに悩む大人が急増中。
あせもなんて子どもだけじゃないの?と思ったあなた、大人のあせもやかぶれは油断なりませんよ。
子どもよりも大人の方が痕になりやすいんです!
今回は、そんな汗によるかぶれについて、その原因と予防法、かゆみへの対処法を考えます。
目次
汗でかぶれる原因とは?
汗による肌トラブルは、大きく2つ。つまり、あせもとかぶれです。
まず、あせもは、汗腺が汗で詰まり、その汗が皮膚の中に溜まることで起こる炎症です。
2つめのかぶれは、あせもとは違います。
汗が引かないと、汗の成分、つまりアンモニアや塩分が肌表面に残りますよね。
かぶれは、肌がそれらの成分に反応することで起きます。
これで汗にかぶれない! 効果的な予防法とは?
まずは汗でかぶれないように予防したいですよね。そこで、効果的な予防法をご紹介します。
1.シャワー
汗をかいたら、その度に、1日に何回でもお風呂で洗い流す!これが理想です。
でも、現代日本ではあまり現実的ではないですよね。
そこで、シャワーにかわる対策をご紹介しましょう。
2.汗を拭き取る
夏になると、汗拭き用ウェットティッシュが売られています。
そうしたウェットティッシュで、汗を拭き取りましょう。
硬く絞った濡れ布巾でも代用できますよ。
3.吸湿性の良い下着や服を選ぶ
汗によって蒸れることがかぶれにつながります。なるべく吸湿性の良い衣料を選びましょう。
4.保湿する
汗がダメなのに、保湿してもいいの? と思われたかもしれません。
でも、肌が乾燥すると、敏感になります。
乾燥肌の防止には、お風呂で体をごしごし強く洗わないように!
また、夏でも保湿クリームでケアしましょう。
かゆみを止める治療法・対処法とは?
最後に、かゆみを確実に止めるためにはどうしたらよいかチェックです!
1.皮膚科に行く
このかゆみが本当に汗によるかぶれなのか、お医者さんで判断してもらいましょう。
お医者さんでステロイド剤や抗ヒスタミン剤をもらえばかゆみはすぐ治ります。
また、治療のために保湿剤を併用することも。
たかがかぶれと見くびらないで、皮膚科へ行きましょう。
2.掻き壊さない
かけばかくほどかゆくなるのがかぶれです。
さらに、掻き壊すと汗が体表から体内に入ってしまいます。
そして、体内に入った汗によりアレルギー症状が起こると、さらにひどいかゆみに見舞われることに…!
まとめ
今回は、汗によってかぶれる原因と、予防法、対策について見てきましたが、いかがでしたか?
汗が引かない状況も、乾燥も、現代社会においてよくあることですよね。
今までかぶれなかった方だって、今年はかぶれてしまうかもしれませんよ。
今回の記事が、かぶれ予防に役立てば幸いです。
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