ヘルパンギーナは子供に多い夏風邪の一つですが、看病する立場になったとき、自分にもうつるのか気になりますよね。
子供の風邪と思っている人も多いですが、 残念ながら、大人もうつる可能性があります。
またウイルスなので、一度かかったことがあっても免疫はそんなに長くはもたないようです。
感染力も強いので、注意していないと、お子さんが治ったと思ったら、今度は自分が・・・ということも起こります。
ここではお子さんの看病をしながら、感染を防ぐ方法をご紹介します。
目次
大人が気をつけたいポイント1
手洗い・うがいを徹底する。
風邪予防の基本中の基本なのですが、手についたウイルスを落とす一番効果的な方法です。
特にお子様の熱があるときは感染力が強いので、着替えさせたり、おむつを替えたりと触れ合ったら手を洗うことを心がけましょう。
またお子様が使ったおもちゃなどは盲点になります。ここから暗線する可能性も充分あるので、片付けのあとは手をしっかり洗ってくださいね!
またくしゃみなどからの飛沫感染を防ぐためには常にマスクをしていることも大切です。
大人が気をつけたいポイント2
なるべく休息をとり、免疫を下げないように 心がける。
大人は子供より免疫機能が整っているので、体も心も元気なら、それだけヘルパンギーナにかかる可能性は低くなります。
それとは逆に、疲労やストレスがたまっていたり寝不足が続くとあっという間に免疫機能が低下しますので、注意が必要です。
お子様の看病をしているときは、疲れているなど自覚症状がなくても、休息が取れるときは積極的に休みましょう。
大人が気をつけたいポイント3
食器やタオルなど、ウイルスのつきそうなものは 共有しない。
小さなお子様だと、食事のときついつい自分の箸で食べさせたりしちゃいますよね?
普段はそれでもいいのですが、ヘルパンギーナの場合は、ウイルスが口の中に入るきっかけになりますので、絶対に共有しないでくださいね!
またタオルなどにもウイルスがいる可能性は高くなります。お子様が治るまでは別々のものを使いましょう。
大人が気をつけたいポイント4
排泄物に気をつける。
お子様の熱が下がり、元気になってきても、ここで油断はできません。
ヘルパンギーナの原因となるエンテロウイルスは2~4週間の間、便と一緒に排出されます。
やっと治ったと思っておむつの取り替え時など、手洗いを怠ると、うっかりウイルスが手に付着して感染してしまうこともあります。
なかなか長いあいだ緊張感を保つのは大変ですが、お子さんが元気になってからは、特に便の取り扱いに注意してください。
手袋使うのも有効ですよ!
大人がうつるとどうなるの?
大人がヘルパンギーナにかかると、 子供よりひどくなることが多いようです。
はじめは悪寒など寒気がして、あっという間に39度以上の高熱が出ます。
また喉の奥にできる水泡もひどくなりやすく、大人でもなにも食べられない、飲めないことも珍しくないんです。
ただ、大人がかかるとひどくなることが多いからといって、看病しないわけにもいきません。
かからなくて済むならそれが一番いいので、お子様の看病やヘルパンギーナの子供に接する機会がある人は、上記のことを注意して挑んでみてくださいね。
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