水いぼがなかなか治らないとき!素早く自然治癒を促す4つのコツ!

皮膚トラブル

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水いぼに悩むママ、こんな心配はありませんか?

・次から次へと増えてしまう

・皮膚科の薬が効かない

・このままじゃプールにもずっと入れない?

水いぼは12歳以下の子供のよく見られる皮膚疾患で、なかなか治りにく特徴があります。

最初はポツポツと少しだったのに、気づいたら増えてたりして、あなたも焦った経験はないでしょうか?

「一体どうすれば消えてくれるの?」そんな思いをお持ちのママへ、

・皮膚科に治療に通っているのになかなか治らない理由

・いいと言われることは全部試したのに治らない理由

・水いぼと付き合う為に大切なこと

などを書いていきたいと思います。

不安なママは参考にしてください。

目次

なぜ水いぼはなかなか治らないのか?

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子供の皮膚にポツポツと小さなイボができて、皮膚科へ行ったら水いぼと診断された。

私にも経験があります。

上の子供の時にはならなかったので、下の子で初めて経験しました。

特に重篤なものではなさそうだったし、痒がっている様子もありませんでした。

だから、受診した皮膚科医に言われるがまま、ピンセットで取り、また出来て受診して取り・・・を繰り返しました。

ところが、寝ている間に掻いてしまっていたようで、水いぼ部分がとびひになり、正直水いぼよりとびひが大変で、数ヶ月はそちらの治療がメインに。

とびひの治療をしていたら水いぼがいつの間にかなくなった、我が家の場合はこんな感じでした。

実は水いぼは本当に治りにくいイボです。

水イボを作る原因はあるウイルスなのですが、このウイルスとっても弱いんです。

同じように皮膚に影響するウイルスで、例えば水疱瘡(みずぼうそう)がありますよね?

水疱瘡のウイルスはすごく強くて、皮膚にもかなり影響して、ばーっとポツポツができます。それも結構急激に。

だから体の免疫機能が「これは大変だ」と反応して、ウイルスと一生懸命戦って、免疫を獲得しようとするから、水疱瘡は治るわけです。

でも水いぼのウイルスはそこまで強力じゃないため、免疫機能の反応が悪いようで、なかなか免疫がつかないのです。

水いぼが治らない時のプールや治療は?

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水いぼがなかなか治らないと、このまま何年もプールには入れないんじゃないか?

一体いつになったら皮膚科通いをやめられるのか、とっても不安になりますね。

でも水いぼは基本的にプールには入っても大丈夫な皮膚疾患です。

学校保健法でも禁止されていません。

また特別な治療をしなくても免疫が付けば自然に治ってしまうものです。

皮膚科へ行くと通常は、ピンセットでとったり液体窒素で焼いたりしてくれます。

でも、診てもらったのが小児科なら、治療せずに自然に治るのを待ちましょう、という医師もいます。

ピンセットなどは痛みや恐怖もあるので、医師によって考え方が違います。

また、ピンセットや液体窒素の治療は、跡が残るリスクも少なからずあります。

関連記事:水いぼは跡が残るの?綺麗な皮膚のまま治す方法は?

ヨクイニンなどの内服薬が治療に使われることもあります。

これは、免疫を強くする効果は期待できますが、その子の体質や毎日の生活によっても効果は変わると思うので、結果にはとても個人差があります。

なかなか治らない水いぼと付き合うために大切なこと

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皮膚科で取ってもらうと、その部分はなくなるのは間違いありません。

ただ、ウイルスに対する免疫ができないうちは、また必ず出てきます。

それを踏まえて取るのは良いのですが、まるでイタチっごっこみたいになります。

とびひにならないように気をつけながら、自然になくなるのを待つのがもっとも良いのではないでしょうか。

いずれ必ず治りますので、子供にとってはそれが一番負担が少ないです。

ただ、それにはいくつか注意点があります。

・水いぼにかゆみが出たら、それを抑える薬は必ず使う

・タオルやプールの道具などは共有しない

・とびひになっていないかは、常にチェック

・皮膚のバリア機能を高めるために、保湿を行う

一つひとつ見ていきましょう。

水いぼにかゆみが出たら、それを抑える薬は必ず使う

痒いと子供は、寝ている間に掻いてしまうことがあります。

中の白い部分(ウイルスが入っている)がほかの皮膚へ触れると、水いぼがほかへもうつってしまいます。

心配な時は、包帯で寝ている間だけ覆ってもいいですね。

いちいち包帯を巻くのが面倒な時は、肘用のサポーターなどを使ってみてはいかがでしょうか。

 

タオルやプールの道具などは共有しない

子供は触れ合って遊ぶことが多いですよね。

プールなどでは肌を露出しているため、ほかへ移してしまう可能性はあります。

でもあまり神経質にならずに、タオルやビート板などを共有しないように気をつければ大丈夫です。

とびひになっていないかは常にチェック

水いぼ部分を掻きすぎてとびひになると、治療法も変わってきます。

とびひも治るのにかなりの時間がかかりますので、水いぼ部分の観察はいつもしていてください。

とびひは、水いぼとは明らかに違う赤紫色のかさぶたができます。

急にバーっと広がったら、要注意です。

あまりにひどくなると、こちらも跡が残ります。

またかなり痒いので、子供は水いぼよりずっと辛いです。

皮膚のバリア機能を高めるために保湿を行う

水いぼがなかなか良くならない子は、乾燥肌や敏感肌など、皮膚の弱い子が多いそうです。

そういえばうちの子も、かなりの乾燥肌でした。

乾燥していると外部からの刺激にも弱くなり、免疫機能も弱くなりますので、水いぼが増えます。

なので保湿は十分に行いバリア機能を補ってあげてください。

あまり知られていませんが、保湿ケアのみで水いぼを治療する医師もいます。

普通の保湿クリームは、洗ったり汗をかいたり、拭くと取れてしまいますが、ファムズベビーという保湿ムースは、塗ってから8時間皮膚内部にとどまって取れません。

おかげでうちの子も、このムースで随分乾燥肌が良くなりました。

肌バリアがあると、様々な刺激を受けにくくなるので、まだ皮膚が弱いうちは意識して作ってあげると良いなと思いました。

まとめ

皮膚科にも通い、いろいろ試しているのに水いぼがなくならないと、本当にしんどいですよね。

でもこれは成長の過程で、免疫を獲得するもののひとつです。

あまり気にせずに、「いつか治る」と思って気楽に過ごしてくださいね。

お母さんがピリピリするより、ゆったりした気持ちで見守る方が、お子さん免疫にも良い影響を与えるのではないでしょうか。

ただ、急激に増えてきたときは見た目も変わりますし、お子さんも気にするかもしれません。

その場合は皮膚科を再度受診したり、自分でできる治療法なども取り入れてみてください。

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