妊娠中に口内炎がなかなか治らない!すぐに楽になる裏ワザ紹介!

口内炎は、睡眠不足や過労、ストレスなどが高じて、免疫力が落ちているときにできることが多いのですが、妊娠中は出来やすくなります。
原因は様々で偏食によるビタミン不足、ウイルス感染によってできることもあります。
また、不潔な状態でいると口臭、口内炎のもとになるばかりか、歯肉炎、歯周病になることもあります。
妊娠中に口内トラブルが起きやすい原因は?

妊娠中は口内トラブルが起きやすいもの。原因の一つがつわりです。
つわり中は歯みがきがつらい人も多く、食事中も一度にたくさん食べられず、少量をだらだらと食べ続けてしまう傾向があるからです。
また、妊娠中は女性ホルモンが増えることで、唾液の分泌量が減る(増える人もいます)ことも大きな要因。
唾液は口の中をきれいにする自浄作用があるので、減ってしまうと虫歯や歯周病になりやすいのです。
妊婦の口内炎を治すためにまずやってみよう!

まず、マメに水でうがいをして、口の中を清潔に保ちます。
うがい薬はかえって傷を刺激して治りを悪くする可能性もあるので、使わなくて大丈夫です。
市販の塗り薬は、痛みの緩和に役立つかもしれませんが、早く治すためのものではありません。
また、香辛料や塩などの傷を刺激する食材は控えましょう。
ストレス、免疫力低下の解消のために、睡眠時間をしっかり確保し、栄養バランスのよい食事を心がけることも大切です。
不足しがちなビタミンやミネラル、酵素などの補給には野菜ジュースがおすすめです。
多少しみるかもしれませんが、手軽に栄養素を補給できますよ。
唾液が減ると、虫歯のほか、口臭も気になってきます。
唾液をなるべく多く分泌するために、食事はゆっくりとよく噛んで食べ、食間はキシリトールやリカルデント成分が配合されたガムをこまめに噛むといいでしょう。
病院へ行ったほうがいい場合
普通は1週間程度で治りますが、回復しない場合や頻繁に繰り返す際には、病院を受診しましょう。
受診するのは歯科です。
歯医者さんに行く場合は、妊娠後期だとお腹が大きくなり、仰向けで治療を受けるのがつらくなってくるので、つわりが落ち着いてくる5~7ヶ月くらいの時期に行くが一番楽です。
妊娠中のサプリメントやビタミン剤について
サプリメントは医薬品と違い、品質や規格などが一定しません。
また、種類によっては単一成分ではなく複数成分が添加されているものも結構あります。
過剰摂取や相互作用などの問題も出てきますので、摂取する際は、必ず医師と相談してからにしましょう。
口内炎は、ビタミン不足で起きることも多いですが、妊娠中は体質の変化などもありますので、サプリメントでも自分の判断ではなく、主治医に相談したほうが安心です。
市販薬のビタミン剤も用法・用量をよく確認して、妊婦に関する記述がないか確かめましょう。
基本的には、栄養素は日々の食事から摂取するのが理想的です。
つわりなどがひどくて食べられない場合などは、ビタミン剤に頼ることもあると思います。
ビタミンAとDは体内に蓄積されやすいので、必要以上の摂取には注意してくださいね。
つわりのが辛い時のおすすめ対処法3つ
妊婦の口内炎は、つわりで食事がうまくとれなかったり、栄養が偏ってしまうことが原因になることもありますが、なかなかすっきりとは行きませんよね。
ここでは妊婦さんのつわりを、軽くするのに役立つ方法をご紹介します。
◇炭酸水や氷で口の中をさっぱりさせる
シュワシュワの炭酸水、口の中を冷やす氷などは、水分をとるのがつらいときでも摂取できるママが多いようです。
ただし、炭酸飲料は糖分がかなり含まれている商品が多いので、無糖のカロリーゼロの炭酸水がおすすめです。
◇アメやガムを携帯する
胃がムカムカして気持ち悪いときや、口の中をさぱっりさせたいときは、酸味のあるアメや、すっきりするミント系のタブレット、ガムがおすすめ。
気分転換にもなりますので、バッグの中に常備してみてください。
◇食べ方にひと工夫
水分がとれるならスープやみそ汁を飲んだり、食欲がないならレモン汁やポン酢で味付けしたり、好きなフルーツを凍らせて食べるなど、ちょっとしたひと工夫を。
炊き立てのごはんなど、食べ物のにおいが苦手でも、冷ませば大丈夫になることもあります。
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