足の裏は、1日に両足でコップ1杯もの汗をかくと言われています。
足のいやなにおいは、この汗が原因です。
とはいっても、汗そのものににおいがあるわけではありません。
雑菌によって分解され、においを放つようになるのです。
目次
靴の蒸れからくるニオイ対策
靴を休ませる
靴の蒸れを少なくするポイントは、同じ靴を毎日続けてはかないことです。
靴の中にかいた汗が乾くのには、最低2日かかると言われます。
1日はいたら2日以上休ませるのが理想です。
吸湿性のある靴下をはく、通気性の良い靴を選ぶというのもポイントとなります。
インソールを使う
靴の中の環境を整えるインソール(中敷)も役に立ちます。
湿気を吸収する備長炭を使用したもの、においを分解する特殊繊維を使用したもの、蒸れ感を少なくするためにエアポンプを内蔵したもの、マイナスイオンが出るものなど、いろいろな消臭用インソールが売られています。
クールウォーカーインソール(COLUMBUS)
足が触れた時に冷たく感じる、接触冷感性に優れたインソールです。
ムレにくく、ベトつき感が少ない、ひんやりとした足触りの快適な履き心地です。
また、表面は抗菌加工されているので、足の気になる臭いを防ぎ、靴の中を清潔に保ちます。
クールウォーカー インソール 男女兼用フリーサイズ 21.0~28.0cm
簡単にできる靴のにおいの撃退法
食品についてくる乾燥剤を靴の中に入れ、一晩おくと、湿気やにおいがとれます。
使用済みの使い捨てカイロも、除湿剤、消臭剤代わりに使えます。
食事は肉類を控えめに
同じ足のにおいでも、きついにおいとそうでないにおいがあります。
これには、遺伝的なものもありますが、食事も関係しているようです。
一般に、体が酸性に傾くと、臭みのある汗をかくようになると言われます。
足のに おいが特にきついという人は、肉類を控え、野菜中心の食事に切り替えるのもよいかもしれません。
体のケアについて
体は洗いすぎない
顔と体では、皮脂分泌量が違います。
個人差はありますが、顔や頭には1平方センチメートルあたり400~900個の皮脂腺があると言われています。
体に関しては、背中や胸元は比較的多く、手足など末端にいくほどその数は減り、手のひらやかかとに至っては0個。
指先やかかとがかさつきやすいのも納得ですよね。
ですから、体にはそれにふさわしいケアが必要です。
皮脂腺が極端に少ないのですから、毎日ボディーソープでせっせと洗っていては乾燥してしまいます。
むしろ体はソープを使わないくらいがちょうどいいのです。
でも、汗をかくからきちんと洗わないと不潔じゃない?という心配はご無用。
脂は油溶性ですが、汗は水溶性なのでお湯で洗い流すだけで充分なのです。
雑菌が繁殖しやすい、足の指やはソープで洗うべきですが、それ以外のパーツはシャワーを浴びるだけでOK。
毎日ソープで洗ったり、ナイロンタオルでごしごしこすると乾燥してしまうので、むしろ洗いすぎないケアを心がけましょう。
体にも保湿が必要
体は顔に比べて皮脂腺が少ないので、顔と同じくらい、あるいはそれ以上にお手入れが大切です。
おすすめのボディコスメはヒアルロン酸、セラミド、それに脂質成分(シアバターやオリーブ油など)の含まれたものです。
ヒアルロン酸は肌表面に潤いを抱え込んでくれますし、セラミドは水分の蒸発を防いでくれます。
また、脂質成分は肌に油膜を形成してくれ、しなやかさを与えて潤いを守る働きがあります。
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