蕁麻疹(じんましん)は、いろいろな原因で起こりますが、食べ物や、何かの物質にふれるなどの物理的な刺激によって起こるアレルギー性のものと、精神的ストレスによって起こる非アレルギー性のものがあります。
ここでは、ストレスなどによって起こる蕁麻疹について見ていきましょう。
目次
ストレスと食事は密接な関係がある
ストレスに強くなるには、精神や神経の安定に大きく作用するビタミンB群、消費された副腎皮質ホルモンの生成をうながすたんぱく質とビタミンC、神経の興奮を抑えるカルシウムとマグネシウム、自律神経を調整する機能に役立つビタミンEなどを含む食品を積極的に摂りましょう。
ビタミンB群を含む食品…玄米、レバー、牛乳、卵、豚肉、青背の魚、大豆、きのこなど
ビタミンCを含む食品…果物類、ブロッコリー、にがうり、パセリ
カルシウムを含む食品…牛乳、チーズ、わかめ、いりごま
マグネシウムを含む食品…ひじき、ほうれん草
皮膚を良い状態に保つ為に必要な栄養素
亜鉛
皮膚を健康に保つには、新しい細胞が次々に生まれる必要があります。
体の中で、細胞の新生が行われているところに不可欠なのが亜鉛です。
亜鉛が欠乏すると、皮膚のバリア機能が低下し、細菌などが侵入しやすくなります。
湿疹が出やすかったり、虫刺されのあとがなかなか治らないという人は、亜鉛が不足しているかもしれません。
亜鉛を含む食品…牛もも肉やレバー、うなぎなど
ビタミンE、C
亜鉛とともに、皮膚を健康に保つために欠かせない栄養素がビタミンEとC、B群の仲間であるビオチンです。
抗酸化作用のあるビタミンEやCには、皮膚の老化を防ぎ、正常に保つ働きがあります。
Eやビオチンが不足すると皮膚炎を起こしやすくなるので、日ごろから十分に摂るようにしましょう。
ビタミンEとCはいっしょに摂ると効果が高まります。
ビタミンEを含む食品…アーモンドなどのナッツ類
ビタミンCを含む食品…果物
ビタミンE、C両方を含む食品…かぼちゃ、さつまいも、ほうれん草、ブロッコリーなど
ビオチンを含む食品…レバーやいわし、大豆、卵、玉ねぎなど
まとめ
おいしいものを楽しく食べ、食欲を満たすことは、それ自体がストレス解消になります。
栄養のバランスを考えると、外食や調理済みの食品にばかりたよるのはよくありませんが、あまり神経質になりすぎず、たまには家族そろってレストランへ出かけたり、お弁当を持って公園へ行くなど、気分を変えてみるのもいいことです。
楽しく食事をすれば、心身ともに健康でいられるでしょう。
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