脱水症状の見分け方って知らないと対応がホントに難しいですよね。しかも、あっという間に命にかかわる重大な事態にまで発展することもあります。そうなると、なおさら気になります。
今日は、そんな知っておきたい脱水症状の見分け方、そして重大事に病院に行くタイミングについて詳しくお話します。
目次
こんな人は脱水症状の恐れあり!
こんな人は、脱水症状を起こす危険があります。予め注意しておいてください。
①すでに風邪をひいていて、発熱やおう吐などの症状のあるひと
②暑い最中に長時間外にいる人
③都会に住んでいる人で熱いさなかにもかかわらず部屋の冷房をつけていない人(特にお年寄り)
脱水症状の見分け方
脱水症状は、おもに次の場合に起こります ①下痢やおう吐、発熱などが何度も連続して起こる(風邪や食中毒などの場合) ②熱中症になってしまった場合
病院に連れていくタイミングは?
脱水症状は、症状の程度に応じて3段階に分かれます。
(軽度〉めまい・ふらつき・口の中の渇きなど(??要注意レベル)
(中度)頭痛・悪心(胸のむかむか)・口の中の渇きなど(??念のため病院に連れていきましょう)
(重度)意識障がい(けいれん・昏睡・幻覚など)(??ここまでくると命の危険レベル!すぐ救急車を!)
とくに判断の難しい(中程度〉のチェックポイントは、次の3つ.
①「たん」や「つば」が出てこない
②体重が、数日で急に5キロ以上やせた(風邪や食中毒の時)
③急に強い眠気に襲われたり、興奮か強い(とくに熱中症の場合) これが「一つでも」当てはまったら、即病院に行きましょう。
子供(特に乳幼児)の場合に注意すること
大人以上に脱水症状の見分けが難しいのが子ども。子供は「苦しい」とか、自分から症状を訴えることが少ないからです。
子どもの場合には、大人の場合に加えて以下のチェックポイントに気をつけましょう
①泣いているにもかかわらず涙が出てこない
②ヨダレが出ない
③おしっこの色が濃い
以上のチェックポイントでもまだ判断が難しいような場合には、次の番号の救急相談に電話してみてください、専門の医師や看護師さんなどが24時間365日ご相談に応じてくれます。 #7119(東京都救急相談) #8000(小児救急相談)
まとめ
今までお話してきた通り、脱水症状はいつ・どこで・誰に起こっても何ら不思議ではありません。
でも、以上のポイントを押さえて、注意深く見ておけば「万が一」の事態は避けることが出来ます。
手遅れにならないための備えが、年中必要です。脱水症状に「まさか」は禁物です。
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