よく風邪をひく原因てなに?体を強くするにはこの5つをチェック!

風邪

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季節の変わり目や夏の暑い時期、冬の寒く乾燥した時期、風邪が流行する時期はいろいろありますよね。

成人の場合、年に1回以上風邪をひくと「よく風邪をひく」部類に入ると言われています。

大人は普通、成長の過程で多くの免疫を獲得しています。

当然、身体が風邪のウイルスに負けないくらいの力はあるものなんです。

でもあなたの周りにも、よく風邪をひくな~と言う人はいませんか?

もしくは、あなた自身はどうでしょうか?

今回は風邪をよくひく人、ひかない人の違いや原因をお伝えできればと思っています。

これからお話しする5つのポイントをぜひチェックしてみてください。

きっと風邪を引きやすい原因が分かり、風邪をひかない体を手に入れることができます!

よろしければ参考にしてみてくださいね。

目次

風邪をひきやすいのは免疫が低下している

通常、風邪のウイルスが体の中に入ってきたら、私たちが元々持っている免疫力が働きます。

体に入ってきたウイルスと戦ったり、寄せ付けないようにしてくれるのです。

また一度戦ったウイルスの免疫がつくので、同じ風邪にはかからないと言われているんです。

でもこの免疫力が下がってしまうと、風邪のウイルスと戦う力も下がります。

そして結果的に体の中にウイルスが入り込み増殖し、風邪の症状として現れてしまうのです。

このことから分かるように、風邪に負けない強い体を手に入れるには「免疫力」を高めることが重要です。

それでは、免疫力が落ちてしまう原因と対処法をみていきましょう。

免疫を下げ風邪につながる原因と対処法

腸内環境が悪い

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腸は口から摂った栄養素を吸収する大切な臓器ですよね。

そしてなんと、免疫細胞の7割は腸の中で作られるんです。

腸内の環境が悪い状態だと、どんなに栄養を摂ってもそれを活かしきることができなくなります。

腸内環境を整えるには、悪玉菌が増えないよう善玉菌を増やす食べ物を意識して摂ることが大切です。

悪玉菌が増えただけで私たちの体は免疫が下がり、疲れが取れにくい体になります。

善玉菌を増やす身近な食材

・乳酸菌の多いヨーグルト

摂取した乳酸菌は時間とともに体外へ排出されます。

毎日食べ続けることが大切で、きな粉と一緒に接することがおすすめです。

きな粉には乳酸菌のエサとなるオリゴ糖が含まれているので、善玉菌を増やすには効果的です。

・納豆

納豆もまた善玉菌を増やす効果があります。

またナットウキナーゼという強い抗菌作用をもった成分が豊富に含まれています。

感染症の予防などにも役立ちますよ。

・タマネギ

硫化アリルという辛味成分が、免疫力を高めてくれます。

また免疫アップには、切ったあと15分放置したり、水にさらさない方が効果的です。

オリゴ糖も含んでいるので、善玉菌の増加にも期待できます。

この他にもニンニクやバナナなどもオリゴ糖を多く含む食材です。

毎日の食事に取り入れてみましょう。

活性酸素の過剰生成

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体内に取り込んだ酸素は、強い酸化力をもった活性酸素に変化します。

この活性酸素が増えすぎると、細胞や組織にダメージを与えて免疫力が低下します。

この活性酸素を抑えてくれる働きを、抗酸化作用といいます。

免疫力を上げるには、抗酸化作用のある食材を摂ることが重要です。

抗酸化作用のある栄養素

・ビタミンA、βカロテン

緑黄色野菜には、抗酸化作用のあるビタミンが多く含まれています。

粘膜も強化し、ウイルスの侵入も防いでくれます。

脂溶性のビタミンなので、油と一緒に摂ると吸収力が高まります。

にんじん、ほうれん草、小松菜、ニラなど。

・ビタミンC

白血球の働きを助け、免疫力をアップさせます。

レモン、キウイ、大根、レンコン、キャベツ、水菜、ブロッコリーなど。

・ビタミンE

抗酸化作用の高い栄養素で、ビタミンA、Cと一緒に取ると効果が高まります。

アーモンド、モロヘイヤ、アボカド、卵、カボチャなど。

・亜鉛、セレン

活性酸素を抑える酵素を生成する栄養素です。

牡蠣、レバー、ゴマ、しらす干し、昆布類、豆類などに多く含まれています。

これらの栄養素も忘れず、意識して摂取してくださいね。

ストレスや疲労

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私たちの体はストレスを感じると、血管がギュっと縮まり血流が悪くなります。

血液は酸素や栄養を体のすみずみまで運ぶ役割があるので、流れが悪くなれば体全体の働きにも影響します。

またストレスを感じると、免疫機能の働きを抑えてしまう物質が出されます

困ったことに、ストレスが原因で自分の意思とは関係なく免疫力が下がってしまうのです。

疲労の蓄積も同じことが言えます。

例えば好きなスポーツをして、すっきりしたけど体の疲労が残っている場合・・

これもまた免疫物質の分泌量が減ってしまうことが知られています。

つまり、ストレス発散の為に激しいスポーツをすること。

気持ちはすっきりする効果があっても、体を疲れさせたことで免疫力を下げてしまう可能性があります。

ストレス発散には激しい運動は避け、ウォーキング(大股でゆっくり)のほうが役立ちます。

睡眠不足

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私たちの体には、寝ている間に疲れた体や細胞を修復して体を元気に戻す成長ホルモンという物質があります。

この成長ホルモンは、寝ている時に最も多く分泌されます。

睡眠不足が続くと、体のメンテナンスが追いつかず疲れたまま翌朝を迎えることになります。

また成長ホルモンには、免疫力を高める働きもあります。

睡眠が十分でないと免疫力が落ち、風邪をひきやすい体になってしまうのです。

大人になると仕事や付き合いで、睡眠が減ってしまうことが多々ありますよね。

しかしできるだけ意識して睡眠をしっかりとってください。

そうすると、自然と風邪をひきにくい体になりますよ。

最も免疫を整えるのに良い睡眠リズムは、夜の11時に寝て朝の6時に起きるサイクルです。

特に夜の10時から夜中の2時の間に、もっとも成長ホルモンの分泌が高まります。

このことも心がけてみてください。

体温が低い・冷え性がある

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50年前に比べて、日本人の平均体温はかなり下がったというデータがあります。

その頃は36.9度が平均で、高めだったようです。

免疫機能は体温が1度下がると、30%落ちると言われています。

つまり、体温を低下させないことが大切なんです。

そのためには、以下のことに気をつけてください。

・体を冷やす食べ物を控える

・冷たい食べ物や飲み物を控える

・シャワーで済まさず湯船にゆっくり浸かる

これらを、毎日の生活で意識して過ごしてください。

まとめ

よく風邪をひいてしまう・・・

そんな人へ原因となるポイントを5つあげてみました。

5つをもう一度まとめると、

・免疫細胞を活性化するために、腸内環境を整える

・活性酸素を増やさない

・ストレスや疲労を溜めない

・睡眠をしっかりとる

・体を冷やさない

と、大人になると案外難しいことばかりですね。

ですが、腸内環境は普段の生活にプラスするだけなので取り入れやすいですよね。

風邪をひきながらの仕事は能率も悪いですし、なにより具合が悪いと気分が沈みます。

ぜひ普段の生活を見直して、風邪に負けない強い体を手に入れてください。

 

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