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溶連菌の感染経路はどこから?予防するために必要なポイントは?

感染症
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保育園や学校などで集団感染することの多い溶連菌感染症。

・溶連菌感染症は、どのような経路でうつるのか?

・家族間でうつらないようにする方法はあるのか?

ここでは書いていきます。

もしも学校や幼稚園、保育園などで流行ると、

「うちの子もうつるのでは・・」

と心配ですよね。

また、かかってしまうと、兄弟などにうつさないかも気になります。

早めに対処して、ぜひ感染を防いでください。

目次

溶連菌の感染経路は?

溶連菌感染症の感染経路は、

「飛沫感染」

「経口感染」

です。

詳しく見ていきます。

溶連菌の飛沫感染とは?

溶連菌感染症にかかった人の、せきやくしゃみ、つばなどのしぶきによって感染します。

体に細菌が入ると、せきや、鼻水が出ます。

(免疫機能が菌を追い出そうとして、防衛反応が起こるため)

せきをしたときのつばや、鼻水の中には多くの細菌が含まれています。

これに何らかの形で体内に入ると、溶連菌を発症する可能性が高くなります。

溶連菌の経口感染とは?

せきや鼻水など、体の外に出された細菌が手につき、それが他人に付着して口の中に入って感染するのが経口感染です。

手洗いが風邪予防には大切と言われますが、最近が手についてもきちんと洗い流していれば、溶連菌が口に入ることを防げるのですね。

接触感染で映るととびひに

皮膚病の一つとびひは、溶連菌が皮膚に入り込んで発症します。

多くは虫さされやあせもなどを掻いて出来た、皮膚の小さなひっかき傷などから入ります。

子どもが溶連菌に感染したら?

溶連菌の感染力は、病気のなり始めに最も強くなります。

溶連菌の感染率は兄弟姉妹で約50%、

親子では約20%

とも言われます。

大人も、免疫力が低下していると感染しやすいので、注意が必要です。

特に赤ちゃんを産んだばかりで、睡眠不足や疲労がたまっているママは、上のお子さんからもらわないように注意しましょう。

子どもが溶連菌に感染したら、家族もいっしょに検査を受けておいた方がいいかもしれません。

「家族全員がペニシリン系抗生剤を服用して予防する」

という方法もありますので、希望するのであれば医師に相談してみましょう。

家族内でうつらないようにするには?

溶連菌の感染力が高いのは、薬を飲み始めてから24時間以内と言われています。

その後は、抗生剤を服用し始めれば24時間後~48時間で、殆ど感染力はなくなります。

ですから、始めの24時間が家族内感染に最も注意すべき時です。

もし、家族の誰から溶連菌に感染したら、

・手洗い、うがいを頻繁に徹底する

・同じコップや食器、タオルなどを使わない

・可能であれば別の部屋に隔離

するようにしましょう。

溶連菌が流行る時期はあるの?

溶連菌は、一年中感染する可能性があります。

しかし、溶連菌の感染することが最も多いのは、冬から春にかけてです。

冬は、空気が乾燥しているため、のどなどの粘膜が弱くなり、感染を防ぐ力が弱まるためと考えられます。

また、夏は虫さされやあせもなどで体を引っかいてしまい、傷ができることによって、その傷口から溶連菌が入って感染してしまうようです。

まとめ

自分や家族がうつらないようにするのも大事ですが、他の人にうつさないのも大事です。他の人にうつさないようにするには、

・せき、くしゃみをするときは、ティシュなどで、口と鼻をおおう。

・つばや、鼻水がついたティシュは菌が含まれているので、ポケットやバッグにしまわず、できるだけ早くゴミ箱に捨てる

・急にせきや、くしゃみが出そうになっったときは、ティシュが間に合わなければ、手ではなく、袖や上着の内側でおおう。

手でおおってしまうと、手に付いた菌が他の人や色々なところについてしまう可能性があります。

また、手に付いてしまったときはすぐに洗いましょう。

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