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溶連菌で熱が下がらない場合の対処法|子供と幼児はここに注意!

      2017/06/08

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溶連菌感染症を発症したと分かったら、必ず病院で抗生剤を処方されます。

38~39度前後の発熱が2,3日続きますが、通常はそのまま平熱に戻っていきます。

ですが中には熱が下がらず、上がったり下がったりを繰り返すことも。

そうなると体力も落ちてきますし、いつ治るのかとても心配になってきますよね。

・抗生剤と一緒に解熱剤を処方してもらうことがほとんどですが、解熱剤を飲むタイミングもよく分からない・・

・そもそも抗生剤が効いているのか不安になる・・

こんなことで悩んでいませんか?

今回は溶連菌感染症における発熱についてのお話です。

効果的な対処法や、小さなお子さんに気を付けてほしい点などお伝えしたいと思います。

ぜひ、参考にしてくださいね。

溶連菌感染症の治療

溶連菌感染症の治療には抗生剤が使われるのは、よくご存じだと思います。

基本的にはペニシリン系抗生剤のパセトシン,サワシリン,ワイドシリンというお薬(1日2~3回、約10日間服用)を処方されます。

最近は少し効きにくい溶連菌も増えてきているので、症状に合わせて他の抗生剤が処方されることもあります。

・セフェム系抗生剤のフロモックス、メイアウトというお薬(1日2~3回、5~10日間服用)

・マクロライド、クラリス(1日2回、10日間服用)、ジスロマックス(1日1回、3日間服用)

などのお薬が処方されるときもあります。

抗生剤の種類はいろいろありますが、ここで重要なことがあります。

それは症状がおさまったとしても、1日に服用する回数を守り、最後まで薬を飲み切るということです。

抗生剤は途中で飲むのをやめてしまうと、耐性菌(抗生剤が効かない)が出現することがあります。

そういった菌を増やさないためにも、お薬はきちんと飲む必要があるのですね。

このように病院で抗生剤を出されたあとは、だいたい3日ほどで症状はおちついてきます。

では、熱が下がらない場合はどのようなことが考えられるのでしょうか?

熱が下がらない、別の病気かも?

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先ほどお話したように、熱は上がり下がりを繰り返し、3日ほどで平熱に戻ってきます。

しかし4日以上高熱が出続けている場合、抗生物質が効いていないことが考えられます。

溶連菌ではなく別の病気という可能性もありますので、もう一度医療機関を受診してください。

溶連菌が流行する時期は冬場ですので、インフルエンザと併発していることもあります。

インフルエンザは抗生物質が効ききませんし、タミフルやリレンザなどの専用治療薬を処方してもらう必要があります。

また微熱がだらだら続くというパターンもあります。

溶連菌感染症で高熱が出たあとは、免疫力も低下しています。

その間に風邪を併発している可能性もありますので、注意が必用です。

この場合も、再度診察を受けることをおすすめします。

解熱剤の正しい使い方、大人と子供はちがう

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抗生剤と解熱剤を一緒に処方されることが多いと思います。

医師から「38.5度以上の熱が出たら」と、使うときの目安を教えてもらうのではないでしょうか?

このように何度以上と指定がある場合は、それだけ熱が達した時に使うようにしてください。

むやみやたらに熱を下げようと服用することは、かえって溶連菌を減らすことを妨げてしまいます。

熱が出ているのは、溶連菌を死滅させようと体が戦っている証拠です。

それを無理に冷ましてしまうと、菌がなかなか死んでくれません。

ですので、本当に指定された高熱が出た時に解熱剤を使うようにしましょう。

ただ小さな子供、特に乳幼児は高熱に注意してください。

あまりにも高熱が続いてしまうと、脳や肺が合併症を引き起こすことがあります。

脳炎や肺炎につながると危険ですので、高熱が出た時は迷わず解熱剤で熱を冷ましてあげてください。

38度以上で服用することをすすめる医師が多いようです。

とくに41.5度以上の熱を「過高熱」といい、命の危険があります。

すぐに冷却する必要があるので、救急車を呼ぶなどの対応をとってください。

またそこまで高熱が出なかった場合は、保冷剤や水枕を首や脇の下に当てる程度で構いません。

熱が出ている間は、とにかく安静に休ませてあげてください。

また溶連菌感染症になると喉が腫れて痛みを伴います。

食事もつらくなりますので、できるだけ水分補給はこまめに摂るようにしてください。

まとめ

溶連菌感染症を予防するワクチンはありません。

もし感染してしまったら、医療機関を受診し以下のポイントをしっかり守ってください。

1.抗生剤は用量を守り、出された日数分を飲み切ってしまう(溶連菌を完全に死滅させるため)

2.大人の場合は解熱剤は高熱に達するまで服用しない(溶連菌を早く死滅させるため)

3.小さな子供の場合は、38度以上出たら解熱剤を使う(ほかの合併症を防ぐため)

4.必ず病院で指定された再検査(尿検査)を受け、溶連菌が完全に死滅したか確認する。

溶連菌感染症は完治しないと、他の病気を招いてしまいます。

熱が下がったからと安心せず、しっかりと治療するように心がけましょう。

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